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2022/02/15 23:38

【共同通信杯】優等生 ハーツクライ産駒からまた1頭クラシック候補が誕生 他

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共同通信杯(GIII・東京・芝1800m)
中団追走のダノンベルーガが直線で外から伸び、ジオグリフに1馬身半差をつけて快勝しました。これでデビュー2連勝。今年の3歳牡馬戦線は、GIを勝ったキラーアビリティドウデュース、それに東京スポーツ杯2歳S(GIII)を勝ったイクイノックスあたりが中心勢力ですが、キャリア不足をものともせず出世レースを制したダノンベルーガも、それらに加わった感があります。
父ハーツクライサンデーサイレンスの代表的な後継種牡馬の一頭で、リスグラシュージャスタウェイスワーヴリチャードなどを出しています。すでに種牡馬を引退しており、現1歳がラストクロップとなります。
これまで11世代がクラシックレースに挑みましたが、勝ったのはワンアンドオンリー(日本ダービー)とヌーヴォレコルト(オークス)の2頭だけ。基本的に古馬になってから大成するタイプです。
ただ、今年はダノンベルーガに加えてドウデュースマテンロウレオと、牡馬クラシックの有力候補を3頭擁しており、期待が高まります。ダノンベルーガ母コーステッドは、現役時代にBCジュヴェナイルフィリーズターフ(米G1・芝8ハロン)で2着という戦績があります。母方にシアトルスルーを持つハーツクライ産駒は父の代表的なニックスで、スワーヴリチャードドウデュースアドマイヤラクティなど多くの活躍馬が出ています。
馬群のなかで揉まれた経験がないので、多頭数のクラシックレースではそのあたりがネックとなりますが、逆にいえばそれぐらいしかケチのつけどころが見当たりません。このまま無事に行ってほしいものです。
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その一方で、気になるのはダノンベルーガの次走だろう。オーナーのダノックスとしては、僚馬のダノンスコーピオンが敗れたことで、それぞれがクラシックとマイル路線の使い分けとなるかもしれない。東京コースを2勝したため、日本ダービー(G1)向きなのは確かだが、まだまだ皐月賞に出走する可能性は十分にある。現時点では未定ながら、出てくるようなら上位人気必至の1頭となることは間違いなさそうだ。

■JRA5億円VS無敗三冠弟の「超豪華」対決も興醒め!? 明暗分かれた決戦のあまりにも「淋し過ぎる」舞台裏
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13日、阪神競馬場で行われた6Rの3歳・未勝利(芝2000m)は、池添謙一騎手の1番人気ショウナンアデイブ(牡3、栗東・高野友和厩舎)が優勝。鳴り物入りのデビューからここまで4戦連続2着と、もどかしい結果が続いた期待馬が、5戦目にして待望の白星を挙げた。
前走で初コンビを組んだ池添騎手も、2度目の騎乗でしっかりと結果を残した。『サンケイスポーツ』の取材に「4コーナーで仕掛けてからの反応もよかったですし、馬もしっかりしてきました」とコメント。「まだまだ頑張ってくれないといけない馬ですからね。これからの馬ですよ」と振り返った。
「まだまだ頑張ってくれないといけない」と主戦が評した背景には、ショウナンアデイブに対する関係者の大きな期待があるからだろう。何しろ、同馬は2020年のセレクトセールで国内の1歳セリ史上最高額の5億6100万円(税込)で取引された超大物候補でもあるからだ。レースは10頭立ての少頭数。逃げたヘクトパスカルがマイペースに持ち込んだ1000m通過のラップは62秒4の超スローと先行馬に有利な流れ。道中は6番手で脚を溜めると、3〜4コーナーにかけて4番手まで進出し、上がり3ハロン最速の34秒1の末脚を繰り出して勝利した。
逃げたヘクトパスカルが2着に残る展開で、1馬身3/4と明確な着差をつけたことは、成長の見える好内容といっていい。良馬場で2分0秒9の勝ち時計も、前半のスローを考えると悪くないだろう。前評判が高かった期待馬だけに、“元を取る”には、陣営としてもまだまだ活躍してもらわないと困る馬だ。
また、この未勝利戦には、窮地を脱した5億円馬以外にも、深刻な状況に置かれていた超良血馬も出走していた。それは、勝ち馬から遅れること0秒5差の5着で入線したサンセットクラウド(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)のことである。同馬の血統は父ディープインパクト×ロードクロサイト。一昨年のクラシック三冠を無敗で制したコントレイルの全弟ということで、偉大な兄に続けと大きな注目を集めていたものの、無敗どころかまったくいいところなしの4連敗。コンスタントに掲示板までは載るが、内容的には完敗ばかりで惜敗だったとは言い難い。
上にダートで活躍している馬がいることもあり、陣営は前走でダートに転戦を試みたが…続く

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  • Westphaliaさん

    続>陣営は前走でダートに転戦を試みたが、1番人気を裏切る完敗。芝へと出戻りしたとはいえ、またしても連敗が続いてしまった。父母が同じでも能力も同等というのは、レアケースなだけに今後も厳しい戦いを強いられそうだ。
    未勝利戦というあまりにも淋しい舞台で実現したセリ史上最高額の5億円馬VS無敗三冠の全弟という超豪華な対決で分かれた明暗。このままサンセットクラウドの連敗が続くようなら、最後の未勝利戦に出てくる未来もあるかもしれない…

    2022/02/15 23:50 ブロック