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2022/09/14 00:07
中央競馬2歳リーディング@新種牡馬はバラバラ
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ランキングから大きく変わったところとして、まずは新潟2歳Sをキタウイングで勝ったダノンバラードが4位から2位に躍進、獲得賞金を1億円の大台に乗せてきました。ただ、首位のエピファネイアは出走頭数が非常に多く、簡単にペースが落ちそうもないんですよね。逆に、これからデビュー予定の大モノ産駒もいるでしょうし(カグヤはどうかな?(^^ゞ)、ダノンバラードに限らず、さすがに逆転するまでは難しいのかもしれません。
その上で、改めてランキングを眺めてみると、2位以下はかなりの混戦になっています。10位以内の産駒出走頭数で言えば、モーリス、マインドユアビスケッツがやや多い程度であとはドングリの背比べ。。ダノンバラードやビッグアーサーが上位にいるのも産駒が重賞で好走したからで、今後、2歳重賞路線が活発になると、2位以下は毎週のように順位が変わることになりそうです。
新種牡馬では出走頭数5頭の中からロンドンプラン(小倉2歳S勝ち)を出したグレーターロンドンがランク入りを果たしました。もともとグレーターロンドンは(ライバルの多いディープインパクト直子だけに)『注目の新種牡馬』とまでは言えない立場でしたが、初年度から重賞勝ち馬を出した事実は大きいですし、今後も母系のスピードを伝える産駒が出るようなら面白い存在になるかもしれません。しかし、昨年のシルバーステートもしかりですが、ディープインパクト直子というのは、単純にG1実績だけでは推し測れないところがありますね。
あとはそうですねぇ、ようやく16位にランクインしたロードカナロアの今後は気になります。パンサラッサの例を出すまでもなく、もともと2歳戦向きというより長く成長する産駒を出す種牡馬なので、今後順位を上げていくとは思うのですが、AEIが0.76は少し寂しい数字です…。果たしてこの状況を打破する産駒出現があるのかどうかに注目したいと思います。
ちなみにですが、エピファネイアの2022年種付料は1,800万円、ロードカナロアは1,500万円。一方、ダノンバラードは150万円でビッグアーサーは100万円、グレーターロンドンに至っては50万円(受胎条件)ですからね(^^;)
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新種牡馬に限っては、↓
10位(9位)マインドユアビスケッツ(6526万)(6勝)※新種牡馬
15位(14位)サトノクラウン(5372万)(6勝)※新種牡馬
19位(17位)グレーターロンドン(4805万6000)(3勝)※新種牡馬
24位(22位)リアルスティール(4418万)(3勝)※新種牡馬
25位(21位)デクラレーションオブウォー(4248万)(5勝)※新種牡馬
26位(26位)ビーチパトロール(3677万5000)(3勝)※新種牡馬
28位(27位)サトノダイヤモンド(3321万)(1勝)※新種牡馬
31位(28位)ミッキーロケット(3003万4000)(3勝)※新種牡馬
33位(32位)ファインニードル(2764万)(1勝)※新種牡馬
37位(35位)ヤマカツエース(2416万)(2勝)※新種牡馬
40位(38位)シャンハイボビー(2192万)(2勝)※新種牡馬
45位(42位)レッドファルクス(1992万8000)(1勝)※新種牡馬
59位(58位)タリスマニック(1062万)(1勝)※新種牡馬
※今年は黒船のDeputy Minister系で今一期待されてなかったマインドユアビスケッツのそこそこの健闘と,産駒数少ないのに重賞制覇のグレーターロンドン以外は夏競馬までの成績では正直期待以下、クラシックまでまだ半年以上あるけど、マインドユアビスケッツはダートが主なので今のままでは不作の年になりかねない。
リアルスティールとサトノダイヤモンドが苦戦しているのが…(リアステは2勝積み増したけど・・・。)
なお画像の方は1週間前のものなのでロードカナロアが16位でなく20位になっています。