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2023/06/08 23:33

先週から中央でも新馬戦始まってるで2023年新種牡馬紹介

ということで毎年恒例の新種牡馬リストです。来年デビューする新種牡馬は39頭で、昨年の48頭に比べるとかなりの減少というところですが、そもそもここのところしばらく30頭前後で推移してきたので例年に比べるとこれでもかなり多いです。とはいえ2023年度の日本の大物種牡馬はレイデオロくらいのもので、最多種付け数が200頭未満にとどまるのは何とカンパニーが139頭で最多だった2013年度以来10年ぶりということになります。ただ輸入種牡馬は社台の*ブリックスアンドモルタルニューイヤーズデイを筆頭に、アロースタッドのカリフォルニアクローム、ダーレーのサンダースノーホークビル、JBBAのアニマルキングダムと豪華ラインナップで、新種牡馬リーディング争いが今から楽しみです。
種付け数最多はレイデオロ。もちろんダービーや天皇賞(秋)を制した実績もさることながら、父が種牡馬の父として不動の地位を築いているキングカメハメハで、母系はあのディープインパクト一族、それでいて血統表中に一滴もサンデーサイレンスの血を持たないとなればこれくらいの牝馬を集めるのも当然だろう。同父のドゥラメンテは結果を残しながらも早世、ロードカナロアはリーディング級の活躍もクラシック路線ではやや不安が残るタイプなので、将来のリーディングサイアー候補として好スタートを切ってほしい。
種付け数第2位は意外なところでモーニン。制したGIはフェブラリーSただ一つで、非常に惨敗も多いタイプだったのだが、父のヘニーヒューズが400万円(当時)まで高騰したのをはじめ、パイロシニスターミニスターといった実績あるダート馬が軒並み種付け料をあげていく中、安価で血統もいい同馬に順番が回ってきたというところか。なお同馬もデビュー前にして種付け料が50万円から80万円にアップしており初年度から活躍が期待される。
海外勢はまさに豪華絢爛で、BCターフなどを制し米年度代表馬にも輝いたブリックスアンドモルタル、BCジュヴェナイルを制し父としても複数のGI馬を出しているニューイヤーズデイ、ケンタッキーダービーなどGI7勝の歴史的名馬カリフォルニアクローム、ドバイワールドCを連覇したサンダースノー、ケンタッキーダービー・ドバイワールドC勝ち馬アニマルキングダム、そしてエクリプスSなどGI2勝のホークビルと6頭のGIウイナーが同期デビューとなる。
その他の日本馬ではジャパンCを制したシュヴァルグラン、大阪杯やジャパンCを制し社台入りしたスワーヴリチャード、皐月賞や大阪杯の勝ち馬でシャフリヤールの全兄としても注目されるアルアイン、ダービー馬ロジャーバローズあたりまでが100頭近い牝馬を集めることに成功した。北海道2歳優駿を勝ちUAEダービーでも2着に入ったエピカリス、東京大賞典を制したアポロケンタッキーも実績に比べると多くの牝馬を集めており、昨今のダート種牡馬に対する需要の高まりがうかがえる。
マイナーどころではオセアニアの大種牡馬スニッツェルの日本における唯一の後継種牡馬ヤングマンパワー、数少ないゴスホークケンの活躍馬マルターズアポジーマーベラスサンデー産駒の重賞2勝馬タツゴウゲキ、2017年以来の種付けで無事産駒が生まれたロイヤルタッチ産駒カキツバタロイヤルエイシンサンディ産駒の地方重賞馬レガルスイレギュラーメンバー産駒で道営・佐賀の名馬ウルトラカイザーらがデビュー。なおトウカイテイオー産駒クワイトファインは産駒が生まれたものの、血統登録される前に死亡しており、デビューはもう少し先になりそうだ。
産駒が輸入された種牡馬としてはBCスプリントなど短距離GI4勝をあげた Mitole 、アーカンソーダービーなどGI3勝の Omaha BeachキングズスタンドSやダイヤモンドジュビリーSなど短距離GI4勝をあげた Blue Point 、ジャンプラ賞などマイルGI3勝をあげた Too Darn Hot 、米GIIを5勝した Catalina Cruiserハーツクライ産駒で米ダート・芝両GIを制した Yoshida 、英ダービーを人気薄で制した Masar 、1200mの重賞を4勝した Invincible Armyモーリスドゲスト賞など短距離GIを3勝した AdvertiseペガサスワールドCなどGI4勝の City of Light 、トラヴァーズSなどGI2勝の Catholic Boy 、そしてディープインパクト産駒で仏ダービーを制した Study of Man などがいる。
それ以外にもBCクラシックなどGI2勝をあげた Vino Rosso 、フロリダダービー勝ち馬 AudibleジュライCなどスプリントGI2勝の Ten Sovereigns

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  • Westphaliaさん

    続2>※系統別
    サンデーサイレンス系
    未だ膨張を続けるサンデーサイレンスの子孫たちが、12頭スタッドインしています※この中からライトクオンタム Auguste Rodin が重賞馬に。
    サンデーサイレンスの後継争いは孫世代に移行した印象ですが、去年ネオユニヴァースの代表産駒であるヴィクトワールピサがトルコに売却されるというリリースがあり、実績馬と言えど、成績が落ちれば都落ちを余儀なくされる厳しい現実を突きつけられた一方、アグネスゴールド・ハットトリックのように南米では成功している例もあるので何とも…

    2023/06/08 23:41 ブロック

  • Westphaliaさん

    続>Ten Sovereigns 、英2000ギニーなどGI2勝の Magna Grecia 、愛2000ギニー勝ち馬 Phoenix of Spain 、凱旋門賞などGI4勝をあげた Waldgeist 、カーターHなどGI2勝の World of Trouble 、ウッドワードSの Preservationist あたりまでは十分産駒が輸入される可能性がありそうだ。豪州産の Yes Yes Yes はGIIまでの勝ち星しかなかったが、世界最高賞金の芝レースであるジ・エベレスト(格付けなし)を制しており、200頭を超える牝馬を集めた。父はフェアリーキング系の Encosta de Lago 産駒。

    日本から海外に輸出された種牡馬も何頭かいるが、いずれも小粒。ジェニアルは1000万条件の身で仏GIIIメシドール賞に挑んで快勝した馬で、ドイツで種牡馬入り予定も審査基準をクリアすることができ

    2023/06/08 23:37 ブロック