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2023/12/31 00:18
JRA種牡馬2歳リーディング確定※今年は新種牡馬も上位に
今年の2歳リーディングサイヤー争いは、キズナとエピファネイアの一騎打ち状態。最終日を前に4億1555.8万円を稼いで1位のキズナに対し、4億1443.3万円のエピファネイアは2位という大激戦となっていた。
「今年の中央2歳リーディングは、ロケットスタートを見せた新種牡馬のスワーヴリチャードが秋口までリードする展開でしたが、10月に入ってエピファネイアが逆転しました。朝日杯フューチュリティS(G1)の週を終えた時点で、エピファネイアが首位を守っていましたが、有馬記念(G1)の週を終えて、キズナがその座を奪取。2013年の日本ダービー(G1)で接戦を演じた2頭が100万円ほどの差で開催最終日を迎えた。
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僅差でトップに立っているキズナですが、ホープフルSの4頭(サンライズジパング、インザモーメント、ショウナンラプンタ、センチュリボンド)を含めて8頭の2歳馬がスタンバイ。一方のエピファネイアは、ホープフルSに登録があったニューステソーロが抽選に漏れてしまったため、出走するのは未勝利戦の3頭のみ。数的にもキズナが圧倒的に優勢となりそうです」
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僅差の2位で最終日を迎えることになったエピファネイアだが、実は過去2年のホープフルSデーを同ランキング1位で迎えていたという。
「2年前の2021年は、エピファネイアが2歳リーディング1位で最終日を迎えましたが、ホープフルSでディープインパクト産駒のキラーアビリティとジャスティンパレスがワンツーフィニッシュを決めたため、4000万円ほどあった差をひっくり返されました。
そして昨年は、人気薄のドゥラエレーデがホープフルSを勝利したため、その父であるドゥラメンテに逆転され、エピファネイアは約86万円差の2位に終わっています。
エピファネイアにとっては、まるで連続2着に敗れた現役時代の皐月賞(G1)とダービーのような展開。三度目の正直で、今年こそ2歳リーディングサイヤーに輝いてもらいたいところですが
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結果エピファは中山4Rのカイトグートのみ。キズナ産駒はG1で3着7着8着と堅実に稼ぎ、エピファネイアは3年連続で2歳種牡馬リーディングサイヤーを逃す結果に。。
永遠のライバル・キズナが大きく立ちはだかる皮肉な結果になってしまった。
一方新種牡馬ではスワーヴリチャードが、11月・12月は登録馬数の少なさから失速したものの、初重賞(G3)と初G1(レガレイラ)で大健闘の3位。
またそれ以下新種牡馬では、9位10位11位に入るというそこそこ他も頑張り、来年以降に飛躍を誓える結果となった。