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2024/11/27 00:25
種付け情報-2024年JBBA日本軽種馬協会
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いつの間にか毎年恒例?になった、社台SS以外の種付け情報を今年も今更やろうという思い付き企画第3段は、マクフィ・カラヴァッジオ等意外と良血持っている?…JBBA日本軽種馬協会。
※画像は引用です(汗
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ここ数年のJBBAの積極策によって世界中から実績馬たちが集まっており、GI2勝で種牡馬としても海外で複数のGI馬を送り出しているデクラレーションオブウォー、期待の Scat Daddy 産駒で短距離GI2勝をあげており、すでに日本でも重賞馬が出ているカラヴァッジオ、英2000ギニーなどGI2勝をあげたマクフィ、ケンタッキーダービーとドバイワールドCを制したアニマルキングダム、Frankel の全弟で英チャンピオンSなどGI3勝のノーブルミッションなど、海外でも名の知れた馬たちを多数繋養していますが、初年度だけ牝馬を集めてその後は減る一方という種牡馬も多く、なかなか日本競馬に定着していかない印象があります。更に今年からはここに Freud 産駒でシガーマイルHを制した*シャープアステカが加わることになりますが、大物不在なのが難。
トップはやはり新種牡馬のシャープアステカ。150万円という比較的廉価なのもプラスになってか146頭。重賞未勝利馬のFreud を父に持ち、自身は古馬になってGIシガーマイルHを制した。父Freud は産駒がマル外としても輸入されたことがなく、どんな産駒を残すのか未知数だが、今年の繁殖シーズン中に産駒の Sweet Azteca が米GIビホルダーマイルSを制したのも追い風
2番手はデクラレーションオブウォー。プラス50万円の300万円での供用という微妙に増額されてのシーズンだったが、スプリントから中距離までまんべんなくこなし、ダートも全く苦にしない適応範囲の広さに加え、2世代目からも札幌2歳Sを制したセットアップが出たが、さすがに50万増額はキツかったか!?
2年目のカラヴァッジオが僅差の3位だった。300万円はJBBAでは最高額となるが、繁殖シーズンが始まってすぐにアグリが阪急杯を制しており、さらに父が種牡馬の父として定評のある Scat Daddy ということを考えると、正直もう少し牝馬が集まってもよさそうな印象は受けるが、デクラレーションオブウォー同様大幅に数を減らした。とはいえ今のところ中央で目立ったのはアグリだけ、サンプルが少ないがダートは今市というのがどう出るかというところ。
実績馬*マクフィも今や55頭という数字。仏2000ギニーを勝った Make Believe を出し、さらに Make Believe がGI4勝の Mishriff を出した2021年は130頭を超える牝馬を集めたが、今のところ重賞馬はアイビスサマーダッシュを2勝したオールアットワンスのみと低迷している。
3年目のミスチヴィアスアレックスも今年も大幅減で50頭を割ってしまった。父が Into Mischief 、母父が Speightstown ということで超大物というよりはアベレージタイプの種牡馬として安定した活躍が見込めそうだったが、なかなか現実は厳しい。
ネロは九州での3シーズン目だったが数少なく中幅増1(+14)、30頭以上の種付け数はキープしている。短距離一辺倒化と思いきや、2400m以上を得意とするニシノレヴナントの存在もあって芝の平均勝利距離は1900m前後となっており、意外に適性範囲の広さを見せている
アニマルキングダムも正念場を迎えている。日本での産駒がデビューを迎えたが、ようやく日本での産駒がJRA初勝利をあげたそのごさっぱりでたった9頭のピンチに
Frankel の全弟にあたるノーブルミッションは初年度の1/5にまで激減。良血とはいえケープブランコと丸被りするような存在だっただけにどうなるか心配されたが、案の定デビュー前から評価大きく下がっている。今年からはダーレーで似たようなタイプの Hukum や Adayar がスタッドインするが、今年のブリーダーズCターフスプリントで父とは全く違うタイプの Nobals が勝利しており、意外と短距離をこなすようだと一発逆転は…難しいか
23歳の*バゴは引退、26歳のスクワートルスクワートは9頭、おなじく26歳のアルデバランII7頭らはまだまだ今年元気に種付け。デビッドジュニアは1頭だけもむしろまだ現役だったことに驚いた。Tapit 産駒の*クリエイターIIはもはや廃用寸前。同父の*ラニが好調なだけにより失敗感が目立っている。
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続>カラヴァッジオ現2歳世代からも英G1馬が出てますし欧州のメインストリートど真ん中な種牡馬なのでもう少し集めてる印象でした。とは言え短距離メインでダートは未知数と日本のトレンドからは少しズレてるのが響いたんですかね?
私もおなじScat Daddy産駒では日本の馬場への適性が確定しているミスターメロディがその半額でつけられるので、そちらに流れたということでしょうかね?
>0
ミスターメロディは受胎率が良くないようですね。JBBA発行の2022全国馬名簿によると、出産頭数は交配頭数の半分にも達していないですし、HBA発行の2023当歳馬名簿でも同様でした。
カラヴァッジオも交配シーズン中、受胎率が良くないとの話を耳にしましたが最終的にはどうなったでしょうか?来年の出産頭数が気になります。
>X
まぁ社台グループで繋養している種馬達へ日高地方の有力な肌馬は持っていってしまいますよね
となれ