競輪
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2024/12/24 23:59
種付け情報第七段-2024年優駿スタリオンステーション
いつの間にかひとこと日記で毎年やっている、社台SS以外の種付け情報を今年も今更やろうという思い付き企画第7段は、優駿スタリオンステーション。
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優駿スタリオンステーション。とにかくいいダート種牡馬をそろえているという印象が強いです。種付け数トップは初年度産駒が地方で勝ちまくったモーニンで、キャリアハイ更新とはならずも多くの牝馬を集めることに成功。来年は初年度の5倍となる250万円での供用が決定しています。今年からスタッドインしたオナーコードも152頭となかなかの高評価です。スタッドの顔ともいえるヘニーヒューズが500万円まで高騰してしまっている今、ダート輸入種牡馬の新星として需要を拾っていけるでせう
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トップは前年度より40頭以上増やしたモーニン。中央ではそこまで目立ってはいないがとにかく産駒が地方で勝ちまくり、初年度からいきなり60勝以上をあげることに成功した。雲取賞を制したブルーサンなどすでに重賞で10勝以上をあげており、種付け料50万円としては上出来すぎる結果だろう。今後の注目は繁殖の質が上がってさらに上級の活躍馬を出せるかというところ。
今年からスタッドインしたオナーコードも初年度から上々の牝馬を集めることに成功した。同馬はメトロポリタンHやホイットニーSを勝ち米古牡馬チャンピオンにも輝いた活躍馬で、すでにサンタアニタダービーの Honor A. P. など複数のGI馬を出しており、何よりダート種牡馬として鉄板の A.P. Indy 産駒というところでそれなりの活躍は堅いのではないだろうか。後はヘニーヒューズの後釜になれるような大成功を収められるかどうか。
今年2年目のチュウワウィザードは似たような血統・実績でより安価なジュンライトボルトが新加入したため40頭以上の大幅減となったが、それでも150頭ならかなりの期待を受けている証拠。ホッコータルマエ、ゴールドドリーム、ルヴァンスレーヴと中京に変わってからのチャンピオンズC勝ち馬は種牡馬として結果を残すケースが多ぜひこれらに続くような活躍を期待したい。
社台SSから優駿SSに移動となって初年度のミッキーアイルは種付け料が150万円に減額されたこともあり、微増の110頭だった。ナムラクレア、メイケイエールと牝馬はGI級のスピード馬が出る一方、牡馬はダート馬ばかり。だからこそ優駿に移動となったのだろうか。ディープ系随一のスピードを持っているのは間違いないが牡馬に出てくれないと父系の存続は厳しい。
総大将ヘニーヒューズは500万円の高額種付け料に加え、今年で21歳という高齢もあって100頭前後の種付け数にとどまっているが、今年もアマンテビアンコが羽田盃を、タガノビューティーがJBCスプリントを制すなど変わらずその質は高い。4年連続の中央リーディングの座は数に勝るドレフォンに明け渡すことになりそうだが今後もまだまだ大物の登場が期待できそう。
シルバーステートも何とか100頭の大台はキープしたが、わずか80万円の種付け料で桜花賞2着のウォーターナビレラなどを出した当時ほどのインパクトはなくなってきており、36頭減で過去最低の数字となった。このままだと来年も大きく状況が変わることはなさそうだが、一気に600万円まで引き上げられた世代が来年デビューするので、この結果次第では再び注目を浴びることになるかもしれない。
ミスターメロディは50頭超の大幅減だが、やはり5割に満たない受胎率ではどうしようもない。今年デビューした産駒からはすでにオープン勝ち馬や重賞連対馬が出るなどそれなりに走っており、本来なら来年は大幅増のシーズンとなるはずだったが、最後まで受胎率が低いながらも牝馬を集め続けたホワイトマズルのような存在になっていくのだろうか。
新種牡馬ウエストオーバーは82頭とまずまずの牝馬に種付け。産駒が自身に似ず、むしろ血統通りにクラシックディスタンス以上で結果を残す Frankel を父に持ち、平地種牡馬選定競走としてはもはや機能しなくなった欧州の12ハロンGIを2勝ということで、おそらく欧州での評価は相当低かったと思われるが、ハービンジャーが当たる世界では何が起こるかわからない。
同じく今年からのスタッドインとなったジャパンC勝ち馬ヴェラアズールはわずか20頭の種付けにとどまった。ただ、父が大失敗種牡馬としての地位を確立してしまったエイシンフラッシュで、芝への使い出しが遅れたとはいえ初重賞制覇が5歳時という遅咲きタイプということを思えば、種牡馬入りできただけでも御の字。母系からはアヴェンチュラやトールポピーが出るなど何気に良血で果たしてどんな産駒を送り出すか？続
- ステーション
- モーニン
- オナーコード
- ヘニーヒューズ
- ブルーサン
- メトロポリタン
- ホイットニー
- アニタ
- Honor A. P.
- A.P. Indy
- チュウワウィザード
- ジュンライトボルト
- ホッコータルマエ
- ゴールドドリーム
- ルヴァンスレーヴ
- ミッキーアイル
- ナムラクレア
- メイケイエール
- アマンテビアンコ
- タガノビューティー
- ドレフォン
- シルバーステート
- ウォーターナビレラ
- ミスターメロディ
- ホワイトマズル
- ウエストオーバー
- Frankel
- ハービンジャー
- ジャパン
- ヴェラアズール
- エイシンフラッシュ
- アヴェンチュラ
- トールポピー
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続>他主なところではインディチャンプが-37の78頭だが、まだ産駒デビュー前で巻き返しは可能な数字。エスポワールシチーは-22頭の79頭。中央では伸び悩みも地方では走っており（2022年度地方競馬リーディングサイアー）年齢的に値下げなら望みもと思ったが、今年と同額になってしまい厳しそう。
去年からは、トゥザワールド（引退）・フサイチセブン（引退）、の名が消えている。2024/12/25 00:48
