競輪
2845件のひとこと日記があります。
2025/03/02 23:13
キング騎手が年内の再来日に意欲,あと去年からの快進撃を振り返る
>>
キング騎手は年明けに２度目の短期免許で来日しいきなり京都金杯をサクラトゥジュールでＶ。フェブラリーＳでコスタノヴァを勝利に導き、女性騎手としてＪＲＡ平地Ｇ１初制覇を達成するなど中身の濃い１３勝をマーク。「お世話なった調教師さん、オーナー、関係者の方々やファンの皆様がすごく温かいサポートをしてくれたお陰で、結果を出すことができました」と、感謝の言葉を並べた。
同騎手は年内に短期免許で騎乗できる期間が１か月残っており、再来日に意欲を見せた。「まだ時期は決まっていませんが、今年のどこか申請するつもりではありますので、また日本に来られることを楽しみにしています」と意気込んだ
<<
痺れたよねえ。コスタノヴァで優勝した先週のフェブラリーS（G1）。根岸S（G3）で騎乗した武史がエンペラーワケアに騎乗予定って出たもんだから、鞍上空白のままでじゃあ誰が乗るんだよって騒がれたタイミングでキングが乗るってさ。
21日にサウジで乗っていたのがトンボ帰りで日曜東京。そこまでして確保したなら勝ち確フラグも立っていたんだろう。東京のダートでいい結果が残せていなかったけども、やるときはやってやるときにやれないのが一流と二流の違い。「チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ！」って赤い人も言ってたっけ。
その苦手な東京のダートだが、8日の1勝クラスを1番人気のアパッシメントで勝利してから、フェブラリーSの23日手前まで13連敗。キングにしては人気より着順を落としたレースも多数あり、まだコツを掴めていない雰囲気だったものの、フェブラリーS当日のダートにおいては、【2.2.0.1/5】の勝率40％、連対率80％と好成績を残した。
人気を着順より下回ったのは1度のみで、他はすべて期待以上の成績。9番人気で穴もあけている。フェブラリー前に騎乗したヒヤシンスS（L）では、断然人気とはいえルクソールカフェで好位から抜け出すパーフェクトシミュレーション。これほぼコスタノヴァと同じような位置取りだよね。鞍上がキングって発表されて当然データを取って、東京のダートはダメじゃんとなった訳だが、世の中には知らない方がいいことってあるのさと割り引かなかったのは、酸いも甘いも苦いも知っている経験値的な危機回避だった。
24年1月から2ヶ月の短期免許をゲット。AJCC（G2）を3番人気チャックネイトで制してJRA初重賞制覇を遂げると、2週間後に東京新聞杯（G3）を7番人気サクラトゥジュールで優勝してしまった。さすがにもう、こいつは化け物かと界隈で噂になった。
そして迎えた今年、会いたくて会いたくて震えていた競馬民の前に再来日。新年早々に京都金杯（G3）で6番人気サクラトゥジュールを勝利に導き、まだ疑っていた人間すら許してください。何でもしますからと頭を垂れるしかなかったのである。彼女の騎乗を見ていて思うのは、馬群にひるまず突っ込む度胸の良さと脚を使い切る競馬。某空き巣リーディングの人みたいに状況に流されないんだよね。何というか、差し迫られて動くというよりも自分から状況を作り繰り出していく感じ。だから大事なところで後手に回らない。レースを見ていても慌てて追い出したり馬群に詰まって出てこないシーンは多くないはず.
初G1勝ちを期待されていつまで経っても勝てない騎手がいる中、限られたチャンスを即モノにする決定力には目を見張るものがある。我々競馬民は馬券を優先するため、騎手の好不調は特に敏感だ。仮に今は下手糞だとディスっている騎手だったとしても、結果を残して勝てるようになれば、いつでも手のひらを返して絶賛する程度に適当なのだ。
■まとめ
レイチェル・キング騎手（キング姐さん）は、その卓越した騎乗技術と女性騎手としての歴史的快挙で、多くの人々を魅了し続けています。彼女の活躍の背景には、夫であるルーク・ヒルトンさんの支えがあり、二人の強い絆は、競馬界をさらに盛り上げていくことでしょう。続
- サクラトゥジュール
- コスタノヴァ
- エンペラーワケア
- アパッシメント
- ルクソールカフェ
- パーフェクト
- チャックネイト
- レイチェル
- ヒルトン
-
母国英国ではあまり実績を残せなかったキング騎手だが、豪州に移籍してからは大活躍。2018年ニューカッスルニューマーケットハンディキャップで重賞を初制覇してから活躍を重ね、2018年10月にはスプリングチャンピオンステークス）でG1初制覇後↓
Knights Order（2022年シドニーカップ）
Arapaho（2023年タンクレッドステークス）
Just Fine（2023年メトロポリタンハンデキャップ）
Ozzmosis（2023年クールモアスタッドステークス）
勝利重ね実はフェブラリーS前にパート�宜餽觸�でG1五勝していた。
よってフェブラリーSは国際G1競走６勝目なのだが、外国人女性騎手としては2002年の中山大障害に於いて、ロシェル・ロケット（豪州）がギルデッドエージに騎乗してJ・GIを優勝する快挙と並んで、後世に語り継がれる偉業かと思う。2025/03/02 23:24
