87件のひとこと日記があります。
2018/03/15 16:20
国際ルールにおける日本麻雀との違い
まとめ、として簡単に書いたつもり
花牌8枚を加えた144枚を使う
王牌はない
連荘のない一荘戦(全16局)
実際の方角で東にいる人が起家になる
席替えがある
如何なる場合でも東家の連荘はない。また、親権もない
鳴いた牌およびは自分の純手牌の前に晒す
暗槓は4枚とも立てたまま、立てている手牌の前に出す。一局の終了時に開示する
邪魔ポン(カン)ができる。ただし3秒以内。チーを阻止する意味でのポンだと思って欲しい
※チーの場合は他家からのポンがないのを確認してから動作に入ること
一局の最後の打牌をポン、チーすることが出来る
喰い替えの制限はない
喰い下がりはない
フリテンはない
※自分の捨て牌に責任を持つ必要はない、という意味で
8点縛り(スコアのことを中国語では「分」)
※日本麻雀の3900点に相当
あがりの宣言は「フー」
役は全部で80ある
特に覚えて欲しい役は三歩高(三色、一色共に)と花龍
中国麻将ない役
リーチ
リーチに付随する役(一発など)
ニ盃口
天和、地和、人和
日本でお馴染みの役はほとんどあるが、役名や条件で違うものが多い
例えば、平和は日本では門前で両面待ちだが、国際式では鳴いても良いし、待ちの形も問わないが、雀頭に字牌は使えない
喰い下がりはない
大三元と大四喜の包(責任払い)はない
常に頭ハネ(あがり牌を手元に持ってくる作業があるため)
チョンボがあっても一局は続行。その場合は罰符とアガリ放棄の上、見せ牌を順々に捨てること
アガリ放棄の場合でも、ポン・チー・カン・ホァは出来る
流局時のノーテン罰符はない
得点は用紙に記入する
持ち点制ではない
振り込んでいない場合でも8点払う
あがり点(基本点)の申告は河にある捨て牌を使う。牌の表向きが1点、裏向きが10点。他家の手牌を使ってはならない
得点計算
(1)ツモあがり
(8点+基本点)×3人
(2)出あがり
8点×3人+基本点×1人
基本点が高いほど、ツモあがりと出あがりの差が3倍に近づく
例えば、十三幺(国士無双)を出あがりだと112点だが、ツモあがりだと300点(100点オール)で、その差が約2.8倍ほどになる
役満クラスの役であっても、その中に必ず存在する役以外であれば全て計算出来る。いわゆる青天井
反則行為に対しての減点や失格なども、日本よりしっかりしている。国際麻雀競技規則(できたら日本語版と中国語版の両方)の第十ー条と第十ニ条を読んでみて欲しい
中国語の発音
一 yī(イー)
二 èr(アル)
三 sān(サン)
四 sì(スー)
五 wǔ(ウー)
六 liù(リュ)
七 qī(チー)
八 bā(パー)
九 jiǔ(チュー)
十 shí(シー)
幺 yāo(ヤオ)
兩 liǎng(リャン)
147はヤオ・スー・チーと読むのが正しいみたいだ。電話番号や部屋番号などでは幺と言う
兩は一般的量詞や、桁が大きい数字の場合のときに使う。それ以外での2はアルと発音