87件のひとこと日記があります。
2018/04/08 14:59
四川麻将
正式は四川血戦到底麻将(スーチュアンシュエヂャンタオティマージャン)
近年、中国で一番流行っているという麻雀ルール
到底は最後まで、の意味
使うのは数牌のみ。字牌を使わない
最初に欠にしたい色を決める。欠の色がある間は、その色の牌しか打ち出せない
宣言はポンとカン、胡(フー)だけ。チーは出来ない。欠の色をポンすることはもちろんダメ
大明槓のことを「直杠(ジーカン)」、加槓のことを「弯杠(ワンカン)」と言う
暗槓は開示する
槓の補充牌は牌山の末尾からでなくて、通常の取り位置から持ってくる
1色が欠けた手でないとあがれない
(欠色縛り)
出あがりの時は、その宣言牌だけを開示する
3人があがるか、牌山がなくなったら一局が終了
2人、3人同時あがりあり
過水(クォシュェイ)と呼ばれる日本の同順内フリテンに相当するものがある。ただ、高目だとあがれる場合も
待ち牌が4枚以下で、かつあがれる場合は必ずあがること
あがりの形であれば役がなくてもあがれる。役なしのことを平胡(ピンフー)という。基本点は1底
役の数はグループによってまちまち。条件にも食い違いが多い。数牌しか使わないから、日本よりも圧倒的に少ないことは確か
1番
大対子(タートイツ)
トイトイと同じ
帯根(タイゴン)
同種牌が4枚ある手。カンしてもしなくても付く
杠上花(カンシャンホヮ)
リンシャンカイホーと同じ。ただ、直杠では振り込み扱いにするグループも
杠上炮(カンシャンパオ)
槓直後の捨て牌であがる
2番
暗七対(ガンチートゥェイ)
チートイ。同種牌の4枚使いOK
清一色(チンイーソー)
1色のみの手
金鉤釣(ジンゴーテャオ)
4組すべてポンして、裸単騎をあがる。大対子と複合しない
取り決めによって採用する役
※帯幺(タイヤオ) 2番
日本でいうジュンチャン。欠色縛りの分だけかなりムズい
※将対(ジャントゥェイ) 3番
258のみでのトイトイ
※絶張(ヂュエチャン) 1番
場に同種牌が3枚見えているとき、最後の4枚目であがる
※搶杠胡(チャンカンフー) 1番
役としていないグループがある
※海底(ハイティー) 1番
日本と同じ
※天胡(ティァンフー)、地胡(ティフー)もある。もちろん欠色縛り
青天井ルールで採用する役
※龍七対(ロンチートゥェイ) 4番
同種牌が4枚ある七対
※清龍七対(チンロンチートゥェイ) 6番
1色のみによる龍七対。清龍=一気通貫ではない
あがりによる精算と槓による精算は別々に行う
役によるあがり(基本点)は1に番数を倍々したものをかける
普通は基本点は8底(3番)で打ち切り。満格(マンゴー)または極品(ジーピン)と言う
8倍封頂(フォンディン)という言い方もする
ツモあがりは基本点に1底を足す=自摸加底(ツモチァティー)
ツモを1番として2倍にするグループもある
満格を16底や32底、さらには青天井のグループも
出あがりは振り込んだ人からのみもらえる
ツモあがり
1人目だと他の3人からそれぞれもらえる
2人目だと、まだあがっていない他の2人からそれぞれもらえる。既にあがっている人からはもらえない
槓のボーナス
あがっているか、テンパイしてないともらえない。テンパイのことを下叫(シャーチャオ)と言う
刮風(グァフォン)=風吹き
暗杠は2底ずつ、弯杠は1底ずつ、あがっていない人からそれぞれもらえる
下雨(シャーユー)=雨降り
直杠は放杠者から2底もらえる
槓直後の捨て牌で振ったら、槓で得た点はもらえない、または返還する
※その点をあがった人に与えるグループあり
あがった人が2人以下のときは、あがっていない人の手牌のチェックがある(流局査叫=リュジュチャーチャオ)
あがっていなくても手牌を開示しないといけない
罰符のやり取りはあがっていない人同士で行う
欠の色がある手は花猪(ファーチュ)と言われ、満格分の罰符を払う
ノーテンの人はテンパイの人に、その手の高目(安目の場合も)であがった場合の点を払う
※流局テンパイを有叫(ヨーチャオ)、ノーテンを没叫(メイチャオ)と言う
待ち牌がないテンパイを死叫(スーチャオ)と言うが、これをテンパイとするのかは取り決めで
手に欠の色が残ったまま他の色の牌を打った、欠の色をポンした場合はそこで一局が終了、あがっていない人に16底ずつの罰符