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2011/06/07 14:51

【禅寺の裏恋物語】(8)

大祈祷は1時間20分程度で、その後住職の説法がある。
僕は子供達を集め、幻灯機(スライド)を使って小学生向けの、仏話を話しする弁士である。講談調に声色を変えてしやべる。子供達を飽きさせないために必死であった。
幼稚園児には紙芝居をやる。それは他のお坊様が一生懸命である。これが終わると一通りの行事が終わる。
大人も子ども、着飾って夜中の12時には集まってくる。これが初詣である。参加した子供にはお守りが渡される。
大人達にはお酒とつまみか振る舞われ、其々に輪になって下ネタ談義が始まり本堂の中は賑やかである。
このように市民の宗教教育は小さい時から行われていたのである

今やお坊さん達は、金儲けに走り、修行はバーや、クラブの女の子相手に色談義をする始末。葬式屋になってしまっている現状である。本来のお寺の役割を忘れていると言える。
ーつづくー!!

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