59件のひとこと日記があります。
2011/06/17 12:49
【禅寺の裏恋物語】(18)
16日の0時は、地獄の蓋が開く日と言われ忌み嫌われた日である。梵鐘の音を合図に皆帰って行く
夏休みで学校は休みだったので子供達も大勢いて、花火を楽しんでいた。お坊さん達は夫々家に帰り昼まで休みである
午後から12kmほど離れた温泉ホテルの檀家さんが四軒ほど有ったが、棚経方々温泉湯治に行く習わしがあった。僕も連れていって貰えるものと思い込んでいたが、一向に声が懸からない。まだ僕は本当のお坊さんじゃなかったのである!!
上の子供はボーイスカウトの合宿があり1週間いない、小さい子と奥様と3人で留守番するはめになった。
あれから一年がすぎ、僕が三年生の夏である。
奥様との関係はあの一度っきりでその後、全く素振りも見せなかった。 生の性教育を受けたよぅなもので、ほぼ忘れかけていた。
16日は墓参りもお寺参りも全く無く静かな時間である!3人は久利の二階座敷の風通しのいい部屋で昼寝をすることにした。
階段から板の間を通ってくる風は冷たくて格別であった。南や西側の窓を開けると、瓦の焼けた熱風が入ってきて反って暑い。
それまでの疲れもあって僕はすぐに眠った。どのくらい経った頃か寒いくらいの涼しさを感じて目を覚ました。すると丸裸である。
涼しいはずだ!! 奥様も自分の服を脱いでいる最中であった。
僕は薄目を開けて眺めていた。細い体だったが、女性の体をこんなに明るいところで見るのは初めてである。今までは暗いところばかりであった。胸の膨らみ、お尻の大きさ、腰の括れ。見事な造形美である!
その体が僕の方に近付いてくる 胸がはち切れんばかりに、早鐘をならしている
体は硬直し真っ赤に充血している。
顔を除き込み!あら!?起きていたの♪眠ったふりして、甘えた声で、意地悪なのね! と言うなり顔が近ずいてアマーイ香りが鼻を掠めた。大きな胸がふわりと上に重なってきた。ちよっとの間に立派な体になったわね
凄いわ…! 私嬉しいと言うなり、口を塞がれてしまった。
ー続きは又ー