【禅寺の裏恋物語】(43

掛湯をして洗い流し、今度は僕が洗う番しっかりと同じ要領で素手で洗い、全身を撫でていく、結構泡が立つものだ。タオルで洗うより素手で洗った方が肌が痛まず、何時までも若さが保たれると言うのでやってはいるが、効果のほどは解らない。 掛湯をして流し洗いおわる。
奥さんが僕の太股の上に座り抱きついて優しく口付をする。体を寄せながら体を飲み込んで行く浴槽にもたれ掛かった僕は大きな胸に圧迫されたままである。動きが激しくなり僕は歯を食い縛って支え、されるがままに任せるしかなかった。
若い僕には耐えられず先に放出してしまった。 それでも止むこと無く延々と続く。
大したエネルギーである。
なんと再度元気を取り戻し我負けじと、挑戦したら調度良いタイミングで一気に坂道を駆け上った。
さすがに僕も息切れしてかなりの時間身動きもできず。
足は投げ出したままでである。
改めてお湯を浴びて、体を拭き浴室を出て、外に出るとまことに涼しい風が吹き抜けていく。高台の風はヒンヤリとして気持ちが良いもう大人の気分である。
まだ中3なのに大人に作り上げられて行く。僕は直ぐには眠れそうに無かったので、鐘楼堂に登りまずゴザを広げて寝転んだ。
奥さんも眠れずに外に出てきている。
気付いていたのか二階に登って来て横に寝転んで、始めてきたけどここは凄く気持ちが良いね!?
そこは寝ていると回りの腰板で外からは全く見えないので、大胆である。そのまま転がり口付をしてきた。
甘い香りの化粧水の臭いであろう。
心地よくなり、ウトウトと眠り始めていた。すると奥さんがここで寝たら風邪を引くよ、向こうで寝ましょう。と僕の手を取って自分の部屋に連れていく。あ…またか!僕には明日があるのにな?!しかし、女の人と二人っきりで、一つの布団で寝るのは初めてだった。どんなものなのか経験する冒険心が優先して自分から喜んで一緒の布団に入っていった。

ー続きはまたー