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2011/07/15 11:11
【禅寺の裏恋物語】(44)
お坊さん寝間着は浴衣である。奥さんは寝ている僕の帯をほどき、自分も脱いでから横になり、足と手を絡ませてくる。僕は人形のように身動きもせずじっとしていた。彼女は抵抗がないことを幸いに、したい放題に動き回っている。自分の感じる場所を一つ一つ押し付けすりすりしている。
僕は、へぇ…あんな所も感じるんだ、
男の感じるところは一極集中しているが、女性の場合は体全体が敏感であることを知った。
またなんと不公平な!?神様も不公平を作るんだ。しかし神がなさったことには、何か意味があるのでは!?何て変なことを考えていた
ただ不思議なことは、男の胸の小豆も訓練すると、多少は感じて気持ちが良くなると胸に膨らみが生じ、固くなることを体験したのである。すると男女関係なく、鍛練すると感度が良くなるものなのか?
だがやはり、大きな差がある、男の脳を刺激しうるのは、一極のみである。
何故か 男は何時なんどき敵に襲われても、皆の命を守る責任がある。従って常に脳をクリアーにして置くために本当に感じるのは一瞬で終わるように、プログラムされていると思われる
その点、女は子供を産み、育てる義務を負わされている。
その代償として男の十倍二十倍の広い感能帯と高い感度が与えられたのではないだろうか そう考えると全て納得がいく。
僕は玩ばれながらそんなことを哲学的に分析していた。これが中学年の考えることかと、内心自分に呆れている。僕の頭の中は、学業より、男女の問題に興味が集中していたのである
そうだ弱い動物ほど交尾の時間が短いのは事実であり危険から身を守る術だったのである
あくまで交尾行動じたい、子孫の存続と種の絶滅防止の為にあるのだ
そんなことを考えながら、いつの間にか眠ってしまっていた
ー続きはまたー