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2015/05/25 00:18
東京優駿
いよいよ今年もダービーがやってまいりました。
本命はリアルスティール。これは自信あります。皐月賞を見ればとてもドゥラメンテには敵わないと誰でも思うでしょう。確かにあの走りをダービーでできればどうしょうもありません。
しかし、ドゥラメンテがあの走りを毎回できるとは到底思えません。確かに未勝利もセントポーリアも楽勝でしたが、新馬と共同通信杯は負けています。掛かったからとは言え現実に負けているのです。
要するにドゥラメンテという馬は、皐月賞のような異次元の脚を使う時もあればそうじゃない時もあるという事です。
馬柱を見返せば、未勝利とセントポーリアのぶっちぎりは安定して力を出していると見る事もできますが、共同通信杯前の時のイメージは過去の名馬ほどの雰囲気は感じられず、いわゆるまだ半信半疑といった所でした。
もし、共同通信杯が掛かったから負けたのであって、掛からなければリアルスティールをぶっちぎったと言うのであれば、皐月賞はもっと人気したはずです。
何が言いたいかと言うと、現在のドゥラメンテの圧倒的な評価は皐月賞だけでのものであって、あの走りが常にできる裏付けはないという事です。血統的にもルーラーシップのように強い時と弱い時が分かれるタイプだと思います。もし毎回あの走りができるとしたら凱旋門賞も獲れるでしょう。
一方、新馬から陣営と福永がダービーを目指して二人三脚でここまで順調に歩んできたリアルスティール。皐月賞も負けたとは言え、ディープ産駒としては先行してあのタイムで走れれば上出来でしょう。今度は東京2400m、最高の舞台です。もうこの馬はどんな競馬でも出来ますが、福永祐一にはドゥラメンテを気にせずにこの馬が1番力を出せるレースをしてもらいたいです。もし陣営がダービー1本にしぼって調整してきてるならば、最後の直線かならず爆発してくれるはずです。