平安S

春の淀開催も残り２週ラストスパート。今日のメインはまだ１月淀のイメージが拭えぬ「平安Ｓ」（ＧＩＩＩ）。
芝馬だけでなく、ダート馬の育成をと公営馬招待重賞として始まったが、
公営馬の参戦は'07年のビッグドン以来なし。

本命は素直（？）に昨年の優勝馬・クリノスターオー。
二走ボケが怖いが前走仁川・アンタレスＳはブリンカー着用が利いたか、鞭入れのない勝ち方。
全６勝は幸の騎乗。名パートナーに導かれ、淀の直線でも強い勝ち方を。

対抗は古馬になってから連には絡むがもう一押し足らぬアジアエクスプレス。
前走アンタレスＳもあわやナムラビクターにかわされるかの２着。
直線平坦な淀なら前有利のはず。今度こそ押し切れるかどうか。
急に1番人気に躍り出たインカンテーションも確かに不気味。昨年秋みやこＳ優勝で斤量５７。
怖いのは最内枠で包まれて追えない展開。ウチパクならフェブラリーＳ2着同様引き出せる？

穴で面白いのは太宰啓介のアスカノロマン。淀千九・良1分56秒台の時計を信じ、二桁着順を引きずらぬ強さを。
前走追込怖かったナムラビクターも抑え。仁川でこそ伸びる馬と思うが、平坦直線の淀でミルコはどう乗る？