セントウルS

今週から秋競馬の開幕。ただサマーシリーズは今日最終戦。
今日の仁川メインは「セントウルステークス」（ＧＩＩ）。
優先出走権もらえる秋ＧＩ緒戦のスプリンターズＳを目指し、短距離猛者16頭が集結。

本命はこのレース３度目の出走、スプリンターズＳも３度目の挑戦予定・ハクサンムーン。
昨年北九州記念のアクシデントで急遽ヤネが酒井学から戸崎に替わったが、
パッとしたのは昨年のセントウルＳ２着のみ。ヤネが戻った春はオーシャンＳ、高松宮記念連続２着。
とくに宮記念はまさにゴール前20ｍでエアロヴェロシティの急襲にＧＩ制覇阻まれる。
一昨年は世界の短距離王ロードカナロアに土をつけた。
今年はまずここを勝って、スプリンターズＳも３度目の正直といけるか。

対抗は昨年勝ち馬・リトルゲルダ。昨年はアイビスＳＤ４着から北九州記念とセントウルＳ連勝はよいが、
レース間隔を詰めたせいかスプリンターズＳではなく、香港スプリントに目標変更も最下位。
ここから宮記念、Ｖマイルと二桁着順続いたが、前走アイビスＳＤは出負け気味でも５着。
ヤネも４戦２勝の川田なら連覇は可能と見る。
ウリウリはサマースプリント制覇がかかり、鞍上・岩田もサマージョッキーのタイトルがかかる一戦。
前走ＣＢＣ賞勝利で千二通用を示したが、元々がマイルで通用していた馬。
外から末脚を利かせるよりも馬群を割って差すタイプだけに、今回大外枠がやや痛い感じがする。
タイトル制覇をかけて、馬群に突っ込み、埒沿い潜り込む岩田の得意技が吉か凶か。

あとは５月淀芝千四安土城Ｓでウリウリの２着だったホウライアキコ。
雨の影響がなければ池添のテン乗りで怖い１頭。
ストレイトガールは急坂コースになった新中京での宮記念13着がひっかかるが…。