ダービー卿CT

今週は中山と仁川の２場開催。東のメインはマイルのハンデ重賞「ダービー卿チャレンジトロフィー」（ＧＩＩＩ）。
産経大阪杯が人気馬＋紐で堅めに納まる傾向に対し、こちらはハンデ重賞らしく人気上位３頭飛ぶこともザラ。
外枠不利と言われるトリッキーな中山芝千六。そこに外枠不人気馬が飛び込んで大荒れパターン？

本命は前走東京新聞杯・俊ちゃん落馬中止の憂き目にあったダッシングブレイズをもう一度。
中山初出走の怖さはあるが、同じ急坂の仁川は３戦３勝。新中京でも２戦全連対で問題なさそう。
「勝つのはデムーロとルメールばかり」とお嘆きの競馬通にとって、戸崎はまさに一筋の光明。

対抗に中山マイルはＯＰ特別で制覇済みのマイルＣＳ４着馬サトノアラジン。
「やっぱりルメールか」と思ってもあとの祭り。重賞未制覇馬だが千六は掲示板外さず。帰国初戦でも一応抑え。
穴候補は地味に「富士Ｓ３着馬なのね」の隠れマイラー？'13年の皐月賞馬ロゴタイプ。
朝日杯制覇と同じ７枠14番を拾ったのもひっかかる。中山記念７着の汚名雪ぐ叩き２走目の好走なるか。

もっと大穴は昨年の３着馬・インパルスヒーロー。昨年の４角からの伸びは驚異的。
今年も同じ展開かは微妙だが、昨年同様東風Ｓからのローテが不気味。

物凄い大波乱をお望みなら、昨年秋開幕重賞京成杯ＡＨ制覇の８歳馬・フラアンジェリコ？
ＶＴＲで見るとわかるが、あんな大激戦はめったにないとは思うが…。