エプソムC

府中のメインは、英国競馬の聖地を冠した「エプソムカップ」（ＧＩＩＩ）。18頭フルゲート。
昨年の優勝馬は、欧州遠征で仏ＧＩイスパーン賞制したエイシンヒカリ。
一昨年のアイルランドＴで横典を背にあの大ヨレを見せた馬が、今や世界一と賞される馬。
今年もこのレースから世界へ羽ばたく駿馬は出てくるか。

「府中千八展開要らず」の格言通り、過去10年で上位人気ワンツー決着は３回と堅い重賞。
ただ３連が上位３頭で決まらないのも競馬。７年前にワンツースリーで決まったが、
３着目は上位４番人気まで決まる年と決まらない年と丁度五分五分。

本命は素直に現在１番人気ルージュバック。
ヴィクトリアマイルでは伏兵？７歳牝馬に跨って勝って見せた戸崎の意地の勝利。
ルメール負傷の影響かわからぬが、ヤネが戸崎に戻った今こそもう一度信じたい。

対抗は覚醒とまでいかぬが前哨ＯＰ府中千八勝ったロジチャリス。
取りこぼしある馬だけに不安はあるが、府中で３連外しは７戦中１回の安定感から。
単穴はフルーキー。「気紛れ、偶然」の意味らしいが、掲示板外しは20戦中１回だけの善戦馬。
左は走らぬと思ったが、前走新潟大賞典２着と健闘。デムーロでもうひと変化するか？

３着目は下位人気が来る年もあるので、収得額で斤量増やされる実績馬から。
千八は仁川・チャレンジＣ２着あるヒストリカル。府中で怖い田中勝春。
もう一人忘れた頃のウチパク＆58だが何とか…の東京新聞杯２着馬エキストラエンドを抑え。