キーンランドC

ワールドオールスタージョッキーズで盛り上がる北の大地・札幌。
メインは北の短距離王決定戦「キーンランドカップ」（ＧＩＩＩ）。フルゲートにやや足らぬ14頭立て。

本命は前走函館ＳＳで、馬もヤネも復活の兆しを見せたシュウジ。
最内掻い潜り「これぞ岩田」の乗り方で追い込むも、
最後は首上げ下げで、丸田に美味しいところを全部持って行かれ。
今回は香港の名手モレイラが鞍上。定量で済むなら今度こその感。

対抗は札幌芝コースでの最終追切、単走だが終い1F・11秒８を見せたレッツゴードンキに。
今回は収得額でなく、重賞勝ち鞍の関係上斤量1kg増。
札幌は新馬戦勝ち、札幌２歳で３連絡んだ思い出のコース。
シュウジから降ろされ吉田隼人が豊栄にいる間に、ここは岩田の意地を見たい。

単穴は函館芝千二を連闘で２連勝し、一気のＯＰ入り果たしたホッコーサラスターに打つ。
昨年の札幌は1000万下でメンバー最速の上がりでも直線もう一伸びが足らず３連がやっと。
今年は中段から３４中間への立ち回りが断然よくなり、直線の叩き合いにも粘れるように。
しっかり勝ち癖もついた今こそ本領発揮し、一気の重賞制覇も射程圏内。

あとは昨年の函館２歳王者が斤量51のままで気になる３歳牝馬ブランボヌール。
阪神ＪＦ３着から我慢してマイルを使ってきたが掲示板は遠かった。得意の６Ｆ戦で復活を。
ソルヴェイグは前走函館ＳＳの大金星は好スタートにも助けられたか。
今回ＧＩＩＩ勝ちで1kg増やされるが、ムラ駆け馬だけにもう一丁はありやなしや。