ターコイズS

有馬１週前の中山重賞は昨年重賞格上げのグレード未格付・牝馬ハンデ戦「ターコイズＳ」。
最近外枠の好走も見られるがやはり内枠が有利の中山芝千六を舞台に16頭フルゲート。
記念すべき？第１回昨年は11→16→15番人気と入り、３単は295万馬券の大波乱。
そこまで荒れぬとは思うが、好走続かぬ牝馬、トリッキーなコース…高配当要素は満載。

前身のＯＰ特別も含めると千六外回りにコース替えは丁度10年前の平成18年。
それも含めて過去10年、６歳以上は連対率ゼロ。３歳、４歳が各19％、５歳が９％で３，４歳馬有利。
７歳ストレイトガールを勝利に導いた戸崎のカフェブリリアントが若干気になるが、
高齢馬が連に噛めぬ点と、寒さ増し冬毛が伸びたり特に牝馬は夏好走でも冬走ると言い切れぬ面も。

本命は明け１月の３歳牝馬重賞フェアリーＳ２着好走のダイワドレッサーを抜擢。
福島ラジオ日経賞２着、前走福島記念３着と小回り福島コースを気にしない点は評価できる。
残念ダービーの鞍上、石川裕紀人もそろそろ重賞制覇しても良い頃。

対抗はそのダイワドレッサーを倒しフェアリーＳ制覇したビービーバーレル。
メジャーエンブレム、ジュエラーの力量に圧倒され、砂転向も冴えず再び芝へ。
ＧＩにやや足らぬ馬ばかりのメンツ手頃感と得意の中山マイルで一変の予感。
単穴は４月のダービー卿ＣＴ優勝馬マジックタイム。ＧＩにはちと足らぬが中山適性もあり捨て置けぬ。
府中２月開催でも頭あり、冬も走る。56の高ハンデさえこなせば頭もありそう。ルメールだし。

あとは昨年、急坂仁川の阪神ＪＦ２着馬で冬は走りそうなウインファビラス。
唯一のＧＩ馬で56.5にされたレッツゴードンキもかつての阪神ＪＦ２着馬。