毎日杯

仁川メインはクラシック参戦賞金加算にもってこいの３歳ＧＩＩＩ「毎日杯」。

中２週になる皐月賞には向かぬが、ＮＨＫマイルやダービー前哨戦・京都新聞杯ローテに最適。
仁川改修後二千から外回り千八に変わって、今年でまる10年。
１番人気は５勝６連対とアテにできるが、２番人気は１勝のみ。逆に３番人気が１勝４連対で健闘。
二桁人気は平成21年に12番人気の２着あるが、あとは７番人気１勝と６番人気１勝３連対くらいか。
特に、今年は13年ぶりの少頭数８頭立て。穴は狙いづらい。

本命は前走きさらぎ賞２着も、２走前500万下仁川千八の勝ちっぷり圧巻のサトノアーサー。
４角の内外合流地点で中段をウロウロしていても、外に持ち出し一鞭くれるとトップギア。
少頭数だともまれる展開は考えづらく、ここはダービーに向けて通過点のはず。

対抗は朝日杯着外から、前走同コース500万下平場をハナ差押し切ったクリアザトラック。
二桁馬体増も成長分と言わんばかりに叩き合い制す。
デムーロが中山日経賞騎乗で不在も代打が四位なら不足なし。気持ちよく坂の頂上で前を走らせて逆転狙い。
並み居る２歳重賞馬にこれでもかと行く手阻まれたガンサリュートも面白い。
ペルシアンナイト、リスグラシュー、カデナと一線級相手では２着競馬も仕方なし。
２歳レコードの引っ張られ時計かもしれぬが仁川千八１分47秒切る時計は侮れぬ。

プラチナムバレットはクリアザトラックをハナ差捕まえられなかった前走。
レーヌミノル斜行で騎乗停止・俊ちゃんの代打が負けず劣らずの池添。仕事キッチリ。
新馬戦圧勝の舞台が仁川千八だったキセキはシュタルケでミラクルありや無しや。