紫苑S

今日の中山メインは昨年からＧＩＩＩ昇格の秋華賞トライアル「紫苑ステークス」。今年も18頭フルゲート。
ＯＰ特別時代優先出走権は上位２頭までで、フルゲートは豊栄代替施行の平成26年と昇格前年の27年のみ。
中山二千で行われた過去９回の傾向を見ると１番人気は２勝３連対、２番人気は１勝４連対で微妙な物足りなさ。
下位人気で注目は６番人気の１勝３連対。そのうち２頭は夏の北海道を使っているのが特徴。
秋華賞出走権獲得には夏使った馬がメイチの活躍を見せてもおかしくない。

本命はオークス４着からの休み明け、夏札幌古馬1000万下も勝ったディアドラを素直に。
馬体が二桁減っても１番人気の古馬をクビ差差切る粘り強さは目を見張る。
３歳牝馬のＧＩＩＩなら馬体が戻っていれば８〜９割の出来で問題ないはず。久々岩田の出番。

対抗は８頭立てだが函館古馬1000万下を勝ったポールヴァンドル。
二千も経験している中山コースは芝砂含めて全連対中。
ダイワメジャー産駒だけに距離延長不安も前走千八でクビ差でも粘れたのが大きい。
単穴はそのポールヴァンドルの２着・カリビアンゴールド。スイートピーＳ２着で臨んだオークスは二桁着順だったが
二千以上はそのオークスだけで、ほぼ未知数。メイチで走る馬と軽視した頃の田中勝春の一発が怖い。

あとは明け３歳寒竹賞までは順調だったホウオウパフュームを信じたい。
もうひと成長できたのか、超早熟だったのか見届ける一戦。
連下は戸崎が乗る２戦２勝馬ルヴォワールも気になるが、調教もそれほど見栄えせず見送り。
追い切り相手は３歳未勝利でも０秒４差先着突き放したミッシングリングの上昇度に期待。