セントウルS

例年通り西の秋競馬は仁川から。開幕重賞は古馬短距離ＧＩＩの「セントウルステークス」。
スプリンターズＳの前哨戦で優勝馬に優先出走権。今年は14頭立て。

アイビスＳＤ２着からサマースプリントシリーズ優勝を狙いたいフィドゥーシアと
仁川で好時計出してＯＰ復帰から、今回重賞初制覇狙うファインニードルが注目。
「ＧＩ奪取は運が向けば」の２頭だけに、ここではガチンコ勝負が見られそう。

過去10年傾向では１番人気が(1.5.2.2)で頭は取れぬが連には絡むかの成績。
２番人気のほうが(2.2.1.5)で平成23年、25年制覇で分がいい。
上位３頭が連外したのは平成19年が最後で、紐穴警戒のレースか。

本命はついでにサマースプリント王も射程圏内・フィドゥーシアを。
残暑は昨年に比べて少ないとはいえ、秋暑とも言う日中の暑さで牝馬向き。
同型先行馬不在なら大外枠という懸念材料を差っ引いてもお釣りが出そう。
当然勝ちたいのは現在１番人気ファインニードルも同じ。
ワンツーはないとみて、先行勢潰れたら馬群を割ってでも捻じ込んで来そうなイタリア人の出番。

単穴は昨年３着実績からあっと驚くラヴァーズポイント。昨年も北九州記念二桁着順からまさかの３着。
ＧＩ馬不在の今年の軽いメンツだと、夏もしぶといオバさん馬がまさかのトライアル奪取？

初重賞までは順調だったが、宮記念二桁着順から調子戻せるかメラグラーナ。
戸崎も社台グループの期待にいつまでも背けぬ。
９歳でもＧＩＩＩ掲示板入りなど元気なところを見せるのはスノードラゴン。
昨年５着で掲示板入りで同ローテとなれば３連絡みが怖い。