アルテミスS

秋天前日の府中メインは今年も２歳牝馬のマイルＧＩＩＩ「アルテミスステークス」。
今年はフルゲートに足らぬ一昨年と同数15頭立て。
平成24年創設で過去５年しかデータがないが、１番人気が２勝４連対でそこそこの存在。
マイル以上使えば信用度アップで１番人気で着外は千二２連勝からの平成25年・クリスマスのみ。

本命は８月豊栄新馬戦で、ほぼ最後方からサウジＲＣ３着馬を差し切ったウラヌスチャーム。
時計１分38秒台で平凡も、残り300ｍ辺りで一鞭トップギア入ると外から詰め寄りハナ差捕らえる。
出負けであの末脚が使えるのは大物の予感。鞍上も戸崎に変わって叩き２走目どこまで突き放すか。

対抗はこの馬も豊栄新馬戦勝ちラッキーライラック。石橋脩はウラヌスも乗れたがサンデー馬選択？
外回り４角回って前が詰まりそうになったが、一瞬開いた間隙を見事ついてそのまま抜け出し。
32秒台の脚で後ろから来た北村宏司・ラヴァクールを負けじと33秒１の脚で１馬身半差振り切り。
牝馬限定の新馬戦とはいえ、18頭フルゲートで勝てたのも収穫。ＧＩＩＩなら頭まで。

道営から参戦・ミスマンマミーアも捨て置けぬ。札幌コスモス賞でサウジＲＣ２着ステルヴィオにクビ差。
札幌２歳Ｓは経済コース狙って内にグズグズいた分、差し脚引き出せなかったか。
広い府中コースで雨降り出し早まり馬場が渋れば十分末脚伸ばす展開もある。

ルメールで人気過剰の感あるも、一応１番人気４連対だと中山新馬戦時計平凡でもトーセンブレス、
15頭立て多頭外目枠だが終始２番手から残り200ｍで先行馬サッと躱したトロワゼトワルまで。