京都大賞典

台風19号日本縦断で火曜順延となった開幕週２日目の淀。メインは西の秋天前哨戦「京都大賞典」（ＧＩＩ）。
台風での淀開催中止は、昭和36年の第２室戸台風以来53年ぶりの珍事。
おかげで明日の南関川崎・鎌倉記念は即ＰＡＴで買えない…。
確か、一昨年の地方競馬IPAT開始初日も台風上陸・仁川開催中止の巻き添えで
白山大賞典が即ＰＡＴで買えなかったはず…。恨めしい台風。

本命は前走新潟記念で、外から長くいい脚を使って３着粘ったラストインパクト。
淀外回り二四は２月の荒れ馬場で同様長い脚でゴール前差切勝ち。
昨年菊花賞も不良馬場粘って４着。淀外回りはお手の物。

対抗は昨年の優勝馬ヒットザターゲット。小倉重馬場で勝利も、京都二四不良で二桁着順と微妙。
ただ鉄砲利くタイプだけに、宝塚記念４着馬をテン乗り岩田がどこまで動かすか。
メイショウマンボは雨馬場のエリ女を勝っているので問題ないと思うが、
牡馬との重賞は産経大阪杯７着、宝塚記念11着とやや怪しい。
穴で注目は横典のデスペラード。京都記念はハナ切って経済コース。
差してきたトーセンラーに二の脚で圧巻の押切勝ち。
横典で逃げと言えば、'04年春天のイングランディーレが懐かしい。京都記念と同じ戦法で一発の匂いも。

トーセンラーは雨馬場と斤量58が厳しそうだが、毎日王冠でアッと言わせた武だけに要警戒。