米、ウクライナに戦闘機供与を検討

米政府は、ポーランドが保有する旧ソ連製のミグ戦闘機をウクライナに供与し、その代わりに米国がポーランドにＦ１６戦闘機を追加配備する検討に入った。

ロシアの攻勢が強まっており、欧州を含め、武器供与の対象を拡大する。

いまだ、ウクライナ領内の制空権を握っているとは言えないロシア。近く予想される大規模攻勢を前に、少しでも有利な展開を望む西側諸国の思惑が垣間見える。長く伸びるロシア軍の補給路を断つことは、今後の戦況を占う上で重要。もうひとつは、黒海のロシア艦隊を叩くことだ。トルコにより海峡封鎖を図れれば、袋のネズミの艦隊を殲滅できれば、ウクライナ南部の解放も可能だろう。
そのための航空有利の状況を作ることが重要になる。