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2017/04/27 11:51
オッズ順から見た過去の天皇賞・春 その1
1989年の「天皇賞・春」のオッズは上表の通りだった。
「3.0→3.1→7.6→9.3」は、今回の春天に近いのではないか。
しかし、この年の春天は主役不在だった。
オグリキャップ(1988年有馬記念1着)
スーパークリーク(1989年菊花賞1着)
サクラチヨノオー(1989年ダービー1着)
メジロアルダン(1989年ダービー2着)は、休養していたし、
ヤエノムテキ(1989年皐月賞1着)は、長距離を嫌って回避していたし、
タマモクロス(1988年天皇賞・春1着)は引退していた。
そんな中の春天だったが、長距離レースで存在感をアピールしていたスルーオダイナ(牡5・美浦・矢野進)が
岡部騎手鞍上ということもあり、一番人気に支持された。
そしてAJC杯→日経賞と連勝したランニングフリー(牡6・美浦・本郷)は、菅原騎手を背に二番人気となった。
三番人気に押されたのはダービー3着馬・コクサイトリプル(牡4・美浦・稗田/柴田人)だった。
勝ったのはイナリワン(牡5・美浦・鈴木清/武豊・4番人気)だった。
公営から中央に移籍して来た馬だ。気性が激しく扱いの難しい馬だった。
3年目の武豊騎手が見事に乗りこなして優勝している。
この後、宝塚記念(武豊)を勝って、暮れの有馬記念(柴田人)も勝って、この年の年度代表馬になっている。
1着・4番人気
2着・16番人気
3着・1番人気
4着・11番人気
5着・2番人気
という結果だった。
このとき、3連単があれば凄い馬券になっていた。
主役がビッシリ揃っている今回の春天とは演じる役者が違うので比較にはならないが、
単純にオッズの数字だけを見ると今回の春天に近い。
荒れる!!
のか??