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2017/04/27 15:12

オッズ順から見た過去の天皇賞・春 その3

1998年の「天皇賞・春」のオッズは上表の通りだった。
「2.0→2.3→13.5→15.5」は、今回の春天に近いのではないか。

1番人気のシルクジャスティス(牡4・栗東・大久保正/藤田)は、去年のダービー2着馬でその年の有馬記念を制した馬である。
2番人気のメジロブライト(牡4・栗東・浅見/河内)は、去年のダービー3着(1番人気)、菊花賞も3着の馬である。
皐月賞・ダービーと二冠を制したサニーブライアン(牡4・美浦・中尾銑)は休養(そのまま引退)で、
菊花賞馬・マチカネフクキタル(牡4・栗東・二分)も休養に入っていた。
1996年のダービー馬・フサイチコンコルド(牡5・栗東・小林)は菊花賞3着後休養(そのまま引退)、
菊花賞馬・ダンスインザダーク(牡5・栗東・橋口)も休養(そのまま引退)していた。
シルクジャスティスは、ダービー2着のあと、菊花賞5着→ジャパンC5着→有馬記念1着として明け4歳馬になった。
メジロブライトといえば、菊花賞のあと、ステイヤーズS・1着として4歳になりAJC杯と2連勝していた。
そんな二頭が前哨戦の阪神大賞典(阪神・芝・3000m)で4歳馬になって初めて激突した。
直線見事な差し脚を見せたブライトがジャスティスを捕えてハナ差勝ったレースとなった。
これによって二頭の対戦成績は2勝1敗でブライトが一歩前に出たのだが、ファンはまだジャスティスを上に評価していた。
ちなみに3番人気はダイワオーシュウ(牡4・美浦・二ノ宮/柴田善)、
4番人気はユーセイトップラン(牡5・栗東・音無/松永幹)、
5番人気はローゼンカバリー(牡5・美浦・鈴木康/横山典)だった。


勝ったのはメジロブライトだった。
道中は二頭がお互いを意識して好位をキープしながらのレースとなったが、直線に向くとブライトの脚はジャスティス
勝り2馬身半差を付けての勝利だった。
2着にはステイゴールド(牡4・栗東・池江/熊沢)が入り、シルバーコレクターとしてのプライドを見せていた。

1着・2番人気
2着・10番人気
3着・5番人気
4着・1番人気
5着・3番人気
という結果だった。

その後、ブライト・ジャスティス・ゴールドの三頭はしのぎを削るように闘い続けた。
ブライトvsジャスティスは、11戦8勝3敗
ブライトvsゴールドは、9戦6勝3敗
ゴールドvsジャスティスは、7戦4勝3敗
であった。良きライバルだった。

主役二頭と準主役二頭とのオッズの開きが今回の春天と似ている。
主役・準主役ではない脇役からヒーローが生まれる可能性はあるのではないか。

荒れる!!

のか??

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