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2017/07/21 13:19
芦毛を狙え! マウントロブソンに注目!
マウントロブソン(牡4・56・石橋脩・堀厩舎・芦毛)
23日(日)、福島メインレース「福島テレビOP」(芝1800m)に出走する。
昨年の菊花賞(京都・芝3000m/7着・12人気・川田)以来9か月ぶりのレースとなる。
戦績を見ると、新馬戦(東京・芝2000m・ルメール)を1番人気で2着。3戦目の未勝利戦
(中山・芝2000m。戸崎圭)を勝つと、あすなろ賞(小倉・芝2000m・丸山・2番人気)→
スプリングS(中山・芝1800m・シュタルケ・4番人気)と3連勝して一気にクラシック路
線に乗った。そして、皐月賞(中山・芝2000m/6着・6人気・ペリー)→
ダービー(東京・芝2400m/7着・10人気・ペリー)と走って、秋はセントライト記念
(中山・芝2200m/7着・4人気・川田)をステップに菊花賞に出ている。
メンバー的には一枚格上の存在である。何と言ってもクラシック3冠すべてに出ている。
上位には食い込めなかったものの3レース共に見どころはあった。
今回、福島でのレースは初めてだが、4戦目に走った小倉でのレース(あすなろ賞・
芝2000m/1着・2人気・丸山)は大いに参考になる。スタートして勢いを付けずに後方で
のレースだった。向う正面から動き出して3角では中団に捕りついて、4角では3番手。
直線に向くとグイグイ伸びて、残り300mで先頭に立ちそのまま押し切った。見事なマクリ
競馬だった。師匠(根本調教師)の教えを実戦で見事に生かした丸山元気騎手の好騎乗だった。
こんなレースも出来る馬である。
展開的には、マイネルハニー(牡4・柴田大・栗田博厩舎)、ダノンメジャー(牡5・内田博・
橋口厩舎)と先に行ってレースを引っ張る馬がいる。2頭がガンガンやり合ってくれれば
ロブソンにとってありがたい展開となることは間違いない。最後の直線で2頭との競り合い
となれば競り負かす自信はあるだろう。
問題は9か月ぶりのレースというところ。
名門・堀厩舎がしっかりと調整して臨むレースである。大丈夫であると信じる。
そして、芦毛馬の根性に期待する。芦毛馬のスマートな心意気を見せて欲しい。
パドックでの動きでチェックしてもらいたいところがある。
それは、後脚の送りのリズムの良し悪しを見ること。
この馬、調子の良いときはスムーズに後脚を踏み出すが、調子の悪いときは後脚の送りが
ギゴチなくリズミカルでない。前脚の送りと後脚の送りが噛み合って歩いているかどうか
を見定めて欲しい。
ここはスンナリ勝って、格の違いを見せ付けて欲しい。
行け!ロブソン!芦毛馬の根性を見せてくれ!