競輪
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2017/08/09 18:07
スナック・パドック 「関屋記念」レース前・その２
ダノンプラチナは札幌でデビュー(２歳新馬・札幌・芝1500ｍ／２着・１人気・蛯名)して、２戦目の未勝利戦(
２歳未勝利・東京・芝1600ｍ)を差し切って勝ち上がった。そして、ベゴニア賞(２歳500万下・東京・芝1600ｍ)
これも鮮やかな差し切り勝ちで連勝した。そして、２歳馬の頂点を決める朝日フィーチュリティ(Ｇ�機�阪神・
芝1600ｍ)に出走して堂々の１番人気に支持されて、見事な追い込みを決めて勝っている。３連勝である。明け
３歳の春は、スプリングＳ(Ｇ�供γ羯魁�芝1800ｍ)からのスタートとなった。早めに前に取りつき積極的なレー
スをしたが直線伸び切れず「３着・２人気」に終わった。そして、クラシック初戦の皐月賞(Ｇ�機γ羯魁�芝
2000ｍ)に臨んだ。ここも積極的にレースを進めるが勝負どころの４角で不利があり、結局11着に沈んでしまっ
た。ここで陣営はダービーを諦めて秋に備え北海道で体調を整えるという方向を見出す。秋の復帰は富士Ｓ(東
京・芝1600ｍ)にしてマイル路線を歩ませることにした。その富士Ｓは、スタートで躓き後方待機を余儀なくさ
れたが２歳チャンピオンになった時と同じ作戦となり問題なし。４角で大外に持ち出し直線での末脚勝負に賭け
た。その直線では鞍上の指示に着実に従ってグイグイ伸びた。前の馬を捕え切ったのはゴール板の５ｍ手前とい
うスリリングなレースとなったが久々を考えれば「良く届いた」が率直な感想であった。レース後、挫跖(蹄底
に起こる炎症のこと)が判明して国内のマイル路線を諦めて、香港に行くことにした。香港マイル(Ｇ�機�芝1600
ｍ)は14頭立ての７着(８人気)と、この馬の良さが出せなかった。５歳になっての初戦は東京新聞杯(Ｇ�掘ε豕�
・芝1600ｍ)となった。海外遠征後というハンデを背負っての出走だったが実績を買われて２番人気に押された。
レースはいつものようにスタートは遅らせて後方待機策をとって、４角で大外を回って直線勝負に掛けた。いつ
もならグイグイ伸びて先頭に取り付くのだが、いつもの切れが無い。それでも末脚は残っていてゴール前で先頭
集団に追いつくまでは伸びた。結局４着だった。勝った芦毛のスマートレイアーの伸び脚の方が断然目立ってい
た。このレースの後にも脚部不安が回避できずレースへの出走は秋まで待った。そして７か月ぶりのレースは、
京王杯ＡＨ(Ｇ�掘γ羯魁�芝1600ｍ)となった。このレースでもゆっくり出して道中は後方待機、４角の大外を回
って直線一気の末脚勝負に出た。蛯名が思い描く末脚に勢いが足りない。伸びてはいるが前を捕えるまでの伸び
が無い。結局３着(２人気)。続いて１か月後の富士Ｓ(Ｇ�掘ε豕�・芝1600ｍ)に出走することが出来た。蛯名は
イスラボニータを蹴ってこちらに乗ってきた。レースはいつものようにゲートの出は悪く置かれる形となったが
二の脚を使って中団まで押し上げた。いつもはそのまま後方待機策をとるがきょうは違った。道中は５番手の位
置でレースを進めた。４角で早くも動き３番手で直線に入った。府中の直線は長い。いつもより前にいるのでそ
こから伸びれば簡単に先頭に立てる、と思うがそうはいかない。競っている先頭集団と脚色が一緒になってしま
い前に出れない。しかし、ここからがこの馬の真骨頂である持続力が生きた。止まらない。前の集団の勢いが無
くなって脚が止まったところを交わして行く。が、前には２頭いて結局３着(２人気)フィニッシュとなった。イ
スラボニータ(２着・ルメール)にはゴール前で交わされてしまい悔しい思いをした。そして、６日の関屋記念は
10か月ぶりのレースとなる。
- ダノンプラチナ
- プリン
- スマートレイアー
- イスラボニータ
- ラボニータ
