芦毛を狙え！　2017年８月13日(日)

きょう出走した芦毛馬たちは34頭(新潟・18頭、小倉・８頭、札幌・８頭)である。

勝った馬は２頭。いずれも一番人気の馬だった。
新潟・４Ｒ・３歳未勝利・ダ1200ｍを走ったシャインヴィットゥ(牡３・武藤・小野厩舎)と、
札幌・12Ｒ・大雪ＨＣ・ダ1700ｍを走ったドラゴンシュバリエ(牡４・岩田・角田厩舎)である。

期待していた札幌11Ｒ・エルムＳ(ダ1700ｍ)を走ったテイエムジンソク(牡５・古川・木原厩舎)は２着に沈んで
しまった。最初のコーナーに差し掛かる前に少し行き脚を付けたのが尾を引き、向う正面で掛かってしまった。
あそこは無理をせず行きたい馬に行かせるくらいの余裕が欲しかった。結局、岩田騎手のロンドンタウン(牡４
・牧田厩舎)にピッタリとマークされる形になりゴール手前で交わされてしまった。名手・岩田騎手の術中に見
事にハマった感は否めない。重賞初挑戦としてはマズマズの走りと評価して上げたい。

新潟11Ｒ・関谷記念(芝1600ｍ)を走ったダノンプラチナ(牡５・蛯名・国枝厩舎)は、最内枠ということもあり、
終始包まれる流れになり気分良く走ることが出来なかった。それでも、最後の直線を向いたときには好位置にい
たので、以前のこの馬ならもっともっと鋭い末脚を爆発させらたハズである。それが不発に終わったのは、陣営
が準備した新しい蹄鉄が合っていないのではないか。痛みは取り除けたのかも知れないがスピードも取り除いて
しまうコトになってしまったようだ。とても残念な結果だった。

新潟７Ｒ・３歳上500万下(芝1800ｍ)を走ったレッドミラベル(牝３・デムーロ・尾関厩舎)は、パドックからイレ
込みが激しく久々のレースで舞い上がってしまったようだ。道中も口を割って走っていてレースに集中出来てい
なかった。最後の直線の入口でデムーロは追うのを止めていた。この馬、左脚に頼る走り方をするので、右回り
コースでの走りに注目したいと思っている。高素質馬であることは間違いがない。

さぁ、来週走る芦毛馬たちには、今週の惨敗を吹き飛ばす走りを期待したい。

兎にも角にも、芦毛馬に幸多かれと祈る！