モモケン立ち話「２歳未勝利戦」2021.11.6・阪神３Ｒ

モモ「２歳未勝利馬で気になる馬がいるらしいじゃない」
ケン『ラクスバラディー(牝２・松山・清水久厩舎・鹿毛)だな』
モモ「どこが気になるのさ」
ケン『４回走ってすべて１番人気で結果は２着→２着→３着→２着なんだ』
モモ「惜しいわね」
ケン『４回とも勝っておかしくないレースだった。勝ったと思ったらゴール前で差されたり、猛追するけどチョイ足りなかったりでな』
モモ「悔しいわね」
ケン『スタートはいいし、折合いもつくし、これという欠点が見当たらない』
モモ「困るのよ、この手の馬は」
ケン『俗に言う”ジリ脚”なんだな』
モモ「何それ？」
ケン『ピュッと切れる脚が無いんだな。』
モモ「ジリジリとしかスピードが出せないってコト？」
ケン『まっそういうことだな』
モモ「そういう馬がどうすれば勝てるのよ」
ケン『一番いいのは逃げることだろうな。ガンガン行って他の馬たちの体力を奪って最後は自分だけ生き残るって戦法だよな』
モモ「持久力が必要なのね」
ケン『それが最低条件だな。持久力が無くてジリ脚だったらサラブレッドとして生きて行けねぇぞ』
モモ「前走だって巧いレース運びでいい展開に持ち込んだんでしょ」
ケン『そう、お膳立ては巧く整った。さぁここからってトコから思うように脚が動かない訳さ』
モモ「真っ先にゲートを飛び出してゴール目指してまっしぐら・・・しかないのね」
ケン『だな』
モモ「サイレンススズカになればいいのね」
ケン『だな』
モモ「思いっきりぶっ飛ばしてスッキリ勝ってもらいたいわね」
ケン『今回は大丈夫だろ』