競輪
590件のひとこと日記があります。
2021/11/21 12:25
スナック・パドック「東京スポーツ杯２歳ステークス」を終えて
マスター「２番枠にテンダンスが入って、その内側の１番枠に人気のイクイノックスが入ったからビックリしたぜ」
ニシ「コンビニで解説しちゃったっす・・・俺、もうあのコンビニ行けないっすよ」
オレ「俺もビックリしたぜ。こりゃぁ凄いことが起きるんじゃないかと・・・期待しちゃったぜ」
マスター「レッドはかかりっぱなしだったし、ダンテは後ろ過ぎだろ」
オレ「後ろ過ぎたのはスカイだろ。ノリは極端すぎるから困るよな」
ニシ「アルナシームが凄かったっす。」
マスター「あの武豊があんなに持ってかれるんだから相当な馬力だな」
オレ「＋20キロがあのパワーを生んだんだな」
ニシ「イクは、やっぱあの新潟のデビュー戦はダテじゃぁ無かったっす」
マスター「キリンの脚はやっぱり速かったか」
オレ「パドックでも目立ってたな。尻尾フリフリ元気だった」
ニシ「いくら元気でもレースに行ったらテンダンスに邪魔されることばっかり頭にあるから・・・」
マスター「まったく先入観念ってヤツはどうしようもないわな」
オレ「キーマンのテンダンスも元気一杯だった。ガッシリした艶のある馬体が印象的だった」
マスター「アサヒも良かったな」
オレ「バランスのいい身体つきだよな。首の使い方が巧い歩きをしていたな」
イクイノックスはルメール得意のゲートそっと出しによって、好ダッシュを見せたテンダンスとのスタートダッシュでの並んで競り合いトラブルは避けることが出来た。テンダンスは３番手、４番手をかかりっぱなしだったレッド、その直後をきょうは出遅れなかったアサヒが続いた。向こう正面に差し掛かると出遅れて最後方にいたアルナシームがかかって、名手・武豊をもってしても止められないほどにグイグイ前に進出して来た。３角に差し掛かる頃には先頭に立っていた。イクは後ろから３番手。その後ろをダンテ。最後方をスカイが走る。４角を回ってアルナが先頭に立つ。残り400ｍでテンが内を突いて上がって来る。200ｍで外をイクとアサヒが並んで上がって来る。イクが抜け出したのはゴール手前50ｍ。１馬身差が付いてアサヒ。3/4馬身差でテンダンスがゴール板を通過した。１馬身半差でダンテ、半馬身差でレッド、アルナが続いた。イクは４角を回っても手前を替えることなく左手前のまま直線を突き進んだ。右手前に替えたのはゴール手前１５ｍ。それでも上り34.3秒の脚を使って走っている。この馬、間違いなく右回りコースの方がスムーズに走れるタイプなのでクラシック戦線の最有力馬に名乗りを上げることとなった。
マスター「イノックスってフランス語でステンレスを意味するらしいな」
ニシ「イクはなんすかね？」
オレ「シルクは馬名を募集するよな」
マスター「一般人が考えた可能性があるのか」
オレ「胃の悪いヤツがいて、胃をステンレスのようにカッチカチにして苦しみから逃れようという願望なんじゃないか」
ニシ「胃のイノックス化計画・・・なんちゃって」
マスター「キャベジンが泣くな」
オレ「俺が必要なくなる〜ってか」
ニシ「薬に頼っちゃダメっす」
マスター「その通り！薬は病気を治す役目をするんじゃなくて自分の中にある自然治癒力を高める助けをするものなんだぞ」
オレ「あくまでも自分の体は自分で治すことが基本だよな」
ニシ「サラブレッドの名前から人間の病気の話になるなんて・・・ケイバは奥が深いっす」
ステンレス製の胃を持つイクイノックス。ガンガン食ってバリバリ稽古を積んでガッチリした身体に成長してもらいたい。今回はデビュー戦より＋８�圓任僚仭�だった。もちろん太め感はまったく無く。立派な尻尾をグルグル回して元気をアピールしていた。首差しがキリンのようにスッと伸びて垢抜けた体型をしている。古墳から出土する馬の埴輪を思わせる。胴の長さから見ると距離適性も十分で菊花賞まで大丈夫ではないのか。とにかく今後の活躍が楽しめる一頭が「東京スポーツ杯２歳ステークス」のチャンピオンとなった。コントレイル、ワグネリアンの活躍を振り返っても、このレースを勝利したことがイクイノックスのこれからに勇気を与えるに違いない。頑張れ！イクイノックス
留「おい！ミノ焼いてくれ！・・・悔しいから胃袋食って恨みを晴らす！」やけ食いの留さんである。
- テンダンス
- イクイノックス
- アルナシーム
- パワー
- フリフリ
- アサヒ
- バラン
- ノック
- コントレイル
- ワグネリアン
