スナック・パドック「チャンピオンＣ」その３

オレ「お前があんなコト言うから調べることになっちゃったじゃねぇかよ」
ニシ「申し訳ないっす」
マスター「で？１番枠のスタート具合はどうなんだ？」
オレ「10月２日３日に開催された中京競馬場の24レースを対象に調べたぞ」
ニシ「どうっすか？」
オレ「真っすぐ出て問題なかったのが12頭、少し問題ありが10頭、大いに問題ありが２頭だな」
マスター「これってどうなんだ？半分は真っすぐ出てるって事実は」
オレ「そこで同じレースで最外枠だった馬がどうだったのか調べた」
ニシ「さすが！」
オレ「真っすぐ出て問題なかったのが14頭、少し問題ありが９頭、大いに問題ありが１頭だった」
マスター「おいおい、これって１番枠だけを問題にするのはどうなんだ？」
オレ「ちなみに大いに問題ありは、出てすぐしゃがみ込んで立て直して走ったって馬と、出てすぐ大きく右にヨレて躓いた馬、そして出てすぐ大きく右にヨレて一旦しゃがみ込んで立て直して走った馬・・・だな」
ニシ「１番枠が特別ってコトはないんすね」
マスター「お前さぁ問題提起はいいけど着目点が頓珍漢だぞ」
オレ「でもこれでソダシの心配なところが一つ無くなったから良かったじゃないか」
ニシ「そうっすよ」
マスター「分かってねぇなお前は・・・そうやって頓珍漢やってろ・・・一生」

留「ヒモはどうすんだ？」
マスター「俺は単勝一点勝負で行くから関係ない」
ニシ「ディフェンディング・チャンピオンのチュウワウィザード(牡６・大久保厩舎)は外せないでしょ」
留「帝王賞を勝ってるテーオーケインズ(牡４・高柳厩舎)だって外せないぞ」
オレ「調教の動きはオーヴェルニュが良かったな。切れのあるキビキビとしたフットワークは無駄がない」
ニシ「福永っすからね」
オレ「カフェファラオの前脚の蹴りの強さは半端ないな」
留「ルメールが乗るぞ」
マスター「荒れるかね？」
留「俺が買う馬券圏内で荒れて欲しいよな」
ニシ「取りたいっす・・・ガッツリ」
オレ「取りたい・・・じゃなくて取りに行くんだよ、取りに・・・」
マスター「おっ、出たね。」
留「まっ、日曜日の夜は俺の奢りでパーッと行くぞ！パーッと・・・準備はいいかぁ〜！」
三人「お〜っ！！」
ということで、日曜日の夜は全員上下真っ白なウェアで集まることになった。その集まりが盛り上がるかどうかはソダシの走り次第で決まることは言うまでもない。頑張ってくれ、ソダシ！スナック・パドックの日曜日の売り上げはお前のその脚にかかっている。華麗なるダート王となれ！頼むぞ、ソダシ！