競輪
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2021/12/12 07:16
スナック・パドック「ジュベナイルフィリーズ」その１
ニシ「武・ブラッドはどうっすかね？」
留「弟が先に調教師になって、騎手の兄貴に騎乗依頼をする・・・いいんじゃねぇか」
マスター「そして兄弟でＧ�気鯀世い帽圓�・・・いいんじゃねぇか」
オレ「お父さん(邦彦)が息子の豊に騎乗依頼してＧ�気鮠，辰燭海�(1990年・スプリンターズＳ・バンブーメモリー)はあったな」
ニシ「へぇー、親子の師弟関係っすね」
マスター「幸四郎はお父さんの馬には乗らなかったのかい？」
オレ「乗ったけど大きなレースを勝つことはなかったな」
留「幸四郎は身体がデカかったから調整が大変だったんだろうな」
ニシ「１７７センチあったっすからね」
オレ「４９キロまで落とすのは大変なコトだよな」
マスター「ほとんど罰ゲームの世界だな」
留「毎日が地獄だよ、俺には出来ねぇ」
オレ「それを２０年も続けたんだから偉いよな」
ニシ「ホント、尊敬に値するっす」
オレ「幸四郎がデビューする時、豊はどういう評価をしていたと思う？」
マスター「無事に走って欲しい、レースに慣れればガンガン勝てるから・・・兄貴目線でな」
ニシ「そんなに勝てないでしょ、俺より目立って欲しくない」
留「最初からガンガン行っちゃうんじゃないですか、あいつは・・・そんな気がする」
オレ「ピンポ〜ン！留さん、正解！」
マスター「それだけ能力はあったんだな」
留「能力の前に体調管理、これはスポーツ界じゃ常識だ。」
ニシ「そうっすよね、体調が整わなかったら能力を発揮出来ないっすからね」
マスター「お兄ちゃんの予想は大きくハズれたってコトだな」
留「あいつは予想屋には成れねぇな」
騎手としての限界を先に迎えた幸四郎が調教師になって３年目、兄・豊に騎乗依頼して迎えるＧ�機Ε献�ベナイルフィリーズ(阪神・芝1600ｍ)である。そのウォーターナビレラは、新馬―特別戦―重賞・Ｇ�靴硲穫⊂，靴討箸鵑箸麈鏤劼農�いを付けて駒を進めて来た。新馬戦は逃げ切り、特別・重賞は先行抜け出しというレース・メイク出来るところが強味である。ここという、レースとして大事な場面で力を発揮出来る器用さが持ち味だ。それは鞍上とのコミュニケーションが上手にとれ、指令に対してすぐに動ける身体能力の高さを意味している。安定感では申し分がない。しかし、今回は２歳牝馬の頂点を決める大レースである。とんとんとんとん・・・とナビレラが簡単に２歳女王の座につくことを拒むライバルが挑んで来たのである。前２走で強烈な末脚を披露して存在をアピールして来たのはＭデムーロ鞍上のサークルオブライフ(３戦２勝・国枝厩舎)である。２走目の２歳未勝利戦(中山・芝1600ｍ)は出遅れて後ろからの競馬になったが、向こう正面からのマクリ競馬を決めて堂々の勝利。３走目はアルテミスＳ(Ｇ�掘ε豕�・芝1600ｍ)。中盤内側の馬込みに入れて、最後のコーナーを外へ持ち出し、直線で７頭をゴボウ抜きするという豪快な勝ち方だった。そして、ステルナティーア(２戦１勝・木村厩舎)である。新馬戦(新潟・芝1600ｍ)は後ろからの競馬をして直線で上り33.4秒という脚を使って鮮やかに勝ち上がり、２戦目はサウジアラビアＲＣ(Ｇ�掘ε豕�・芝1600ｍ)、終始３番手を進み、直線で32.7秒の脚を使って上がったもののコマンドライン(２戦２勝・国枝厩舎)という牡馬の強敵を抜くことは出来なかったという内容。切れ味は鋭い。ここまで２戦の鞍上は福永で臨んだが今回はルメールが乗る。ライバル３頭目はナミュール(２戦２勝・高野厩舎)。２走とも出遅れたが二の脚を使って好位置まですぐに追い上げ安定したレースで連勝している。上りを33.3秒、33.0秒の脚を使っているところに注目したい。２走目の序盤は鞍上の三浦が窮屈な位置取りで苦しい競馬としてしまったが馬の能力でカバーしてくれたレースと言える。今回はＣデムーロが乗ることで馬の能力をより引き出せるものと思われる。
- バンブーメモリー
- ベナ
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- サークルオブライフ
- ステルナティーア
- コマンドライン
- ナミュール
