スナック・パドック「2023・２歳新馬戦」その４・アマンデビアンコ／レース後・１

ガミ「ビアンコ、強かったっす、感動したっす」
マスター「確かにあの勝ち方は強かったな、横綱相撲だよ」
ガミ「最終コーナーは８番手(16頭立て)っすからね」
オレ「直線は左手前のまま走ってパワーの違いを見せつけたな」
マスター「とにかく白毛も相まってメチャクチャ目立ったな」

アマンデビアンコは、ゲートを上手に出て、前に行こうと思えば行けない脚色では無かったが、ルメールは抑えるケイバを選んだ。とは言え中団には位置して前から８番手を走った。外枠ということもあり無理をせず集団の外を走る。そのままの位置をキープして最終コーナーを回り、直線に向いて臨戦態勢に入る。最初のムチが入ったのが残り４００ｍ、５番手に上がる。そこから他馬とのパワーの違いを見せてグイグイ伸びる。残り２００ｍで３番手に上がり、残り５０ｍで先頭に立ち、ゴール板を通過した時には後続を１3/4馬身引き離していた。「１:２５.５」と時計は驚くほどのものでは無いが、レース内容からすると立派なものであった。

ガミ「同じ宮田厩舎のマジックは残念だったっす」
マスター「大差の最下位だもんな」
オレ「最初のコーナー手前の接触で故障発症だろうな」
ガミ「えっ？そんなコトがあったんすか？」
マスター「何かガクッとバランス崩してたもんな」
オレ「復帰出来る程度の故障で済むことを祈るのみだな」

・・・続く・・・