592件のひとこと日記があります。
2023/06/19 12:06
スナック・パドック「2023・宝塚記念」その1・ヴェラアズール
オレ「ヴェラアズールの一週前追い切りは良かったぞ」
マスター「ジャパンカップ勝った馬だからな」
ガミ「有馬記念は走らなかったっす」
オレ「激戦の疲れが出たんじゃないのかな」
マスター「JCはとにかく激しい競馬だったからな」
ジャパンカップのアズールは、道中激しく揉まれて直線では狭い所をこじ開けて先頭に立つという逞しいレース内容で勝利をものにした。名手・ムーアが上手に導いて無駄の無い走りでレースを運べたことが勝因である。
ガミ「有馬記念では松山に乗り替わったのが敗因っすか?」
マスター「いやいや、松山は乗れてる若手のホープだぞ」
オレ「脚元に不安があってデビューから16戦はダートで走ってたくらいの馬だからJCの激しいレースは脚に応えたんだろ」
ガミ「今年に入ってドバイで走ってから3カ月の休養が取れたっすからね」
マスター「休養十分で走るに十分な身体は出来てるってことだな」
オレ「そういうこと」
アズールの一週前追い切りの動きは素晴らしいものだった。栗東のCWコースを単走で伸び伸びと走っていた。脚首の柔らかい動きはパワフルで回転の速い前肢の動きはスピード感が伝わって来て迫力がある。この馬、手前の替えがスムーズで右回りのCWコースの最後の直線でも手前を替えてリフレッシュして走っている。器用な馬なのである。
ガミ「今回は人気が下がって馬券的に魅力があるっす」
オレ「ありがたいコトだな」
マスター「それでもさ、イク君には敵わないだろうがな」
今夜のスナック・パドックは捕らぬ狸の皮算用的な柔らかな風が吹いている。ガミの瞳には¥マークが映っているし、オレの頭の中の掲示板には高配当が映し出されているのだ。そんな柔らかな風を一掃しようとしているのがマスターの「◎イクイノックス」である。「鉄板どころかチタン合金の堅さだぜ」マスターの自信は揺るぎない。