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2023/06/19 13:15
スナック・パドック「2023・宝塚記念」その2・イクイノックス
オレ「イクイノックスの一週前追い切りも良かったな」
マスター「当然チン三色バンバン・・・ってな」
ガミ「去年の年度代表馬っすからね」
オレ「若い頃は華奢でキリンみたいな身体だったんだけど今や逞しい身体になったな」
マスター「当たり前田のクラッカー・・・ってな」
イクイノックスの一週前追い切りは栗東のCWコースで行われた。陣営は滞在競馬を選択したのだ。ブレッシングレイン(6歳障害オープン)を内から追いかける形で進み最後のコーナーで馬体が合わさり直線では追い比べとなり最後は半馬身前に出ていた。リラックスした動きで好調キープをアピールしていた。
ガミ「3月のドバイは逃げ切り勝ちだったらしいっすね」
オレ「いいのかい、そんなやり慣れないコトをしちゃって」
マスター「いいの、いいの、イク君はどんな走りも出来る強い馬なんだから」
ガミ「逃げ切り勝ちに滞在競馬・・・なんかイク君に試練を与えてるっす」
オレ「パワハラだな」
マスター「何言ってんだ・・・余裕だよ、余裕」
管理する木村調教師の長女がタレントになっていて、先日、ルメール騎手にインタビューをしている。その中でドバイでのレースについてルメールは「初めてのナイター競馬と回りの騒音で馬がエキサイトしていて返し馬から走りたがっていた」と話していた。滞在競馬については「栗東の環境に慣れてすごく落ち着いている」と説明していた。アーモンドアイとの違いを聞かれると「アイちゃんは瞬発力があったがイク君はゆっくり加速する」と答えていた。
ガミ「予想オッズを見ると2.5倍っすね」
オレ「当日はもっと下がるだろ」
マスター「2.0倍付けば御の字さ」
今夜のスナック・パドックは安定した風が吹いている。強い馬の話となると落ち着いた会話が出来る分、みんなの気持ちは安定しているのである。特にマスターの心はドッシリと落ち着いているのである。前祝いということでジャックダニエルのハイボールが配られた。カランコロンと大きな丸い氷がグラスの中を泳ぐ。「イク君の勝利を願って・・・」マスターがグラスを高々と上げて前祝いは始まった。「勝ったも同然」マスターの自信は揺らぎない。