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2023/06/22 17:32
スナック・パドック「2023・宝塚記念」その6・展開予想・Part1
競馬ファンが選んだスターホースの祭典「宝塚記念」が間もなくスタートが切られます。大外枠3歳馬のドゥラエレーデが最後に納まってスタートが切られます。ガシャッ!ゲートが開いて各馬一斉にスタートであります。好スタートを切ってハナを奪ったのは予想通り15番ユニコーンライオンです。2番手を行くのは菊花賞馬アスクビクターモア、外目の馬が先行策をとったことで内枠の馬たちは固まるように団子状態となっております。その中で人気の5番イクイノックスはその団子状態から抜け出して3番手と先行力を発揮しております。4番手には好スタートを切った8番ヴェラアズール、イクイノックスの先行策を見た9番ジャスティンパレスも早めに上がって行きます。その後ろを10番ディープボンドが行き、3番ダノンザキッドが続き、牝馬の3頭・11番ジェラルディーナ、6番スルーセブンシーズ、1番ライラックは後方からの競馬となっております。最初のコーナーに入り、2コーナーを回って向こう正面へと進んでおります。1000m通過は「58.5秒」平均より少し速いペースとなりました。隊列は縦長となって各馬自分の走りが出来る理想的なレース展開となっております。軽快に逃げるライオンに3コーナーでビクターモアが並びかけて仕掛けます。各馬ここからスピードが上がり勝負所の4コーナーへと進んで行く訳であります。この大きなカーブを利用してイノックスがスピードを上げました。後続の馬たちもそれにつられてスパートをかけて行きます。前を行く馬が能力の高いことは百も承知の各騎手たちはここが勝負とウイニングロードが作れるコース取りを仕掛けてまいります。さぁ直線に向いて先頭はライオンとビクターモアが並んで競っております。その両頭を横目にイノックスが一気にスパートして先頭に踊り出ます。連れて上がって行くのはパレスとアズールです。外目を通って馬群をさばいて脚を伸ばして来たのはディーナです。しかしペースに乗れず武豊の仕掛けが遅れたこともあり届かない位置となってしまいました。パレスとアズールは並んで前を行くイノックスを追走しております。二頭ビッシリと並走した中からアズールがスキップを踏むように軽やかなリズムで華麗なフットワークを披露しております。抜け出したのはアズールで前のイノックスに並びました。二頭の激しい叩き合いであります。