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2023/07/07 16:38
スナック・パドック「2023・七夕賞」その1
オレ「バトルボーンとエヒトに期待したい」
ガミ「混戦っすね」
マスター「俺は見するぜ」
ガミ「関西馬が上位人気に名を連ねてるっす」
オレ「関東馬はバトルボーンだけか」
バトルボーン(牡4・鹿毛・美浦・林厩舎)は、去年4戦4勝してオープン入りしている。そこから7ヶ月実戦から遠ざかっているが調教の動きを見る限り動ける状態を維持している。ヴィクトリアマイル、安田記念を連覇した同厩のソングライン(牝5)を思わせるバランスの良さと前脚の捌きの鋭さが印象的だ。エヒト(牡6・鹿毛・栗東・森秀厩舎)は、去年の七夕賞を見事な差し切り勝ちで制している。この馬の坂路調教の動きは圧巻である。ソダシが凄い時計で坂を上がって来るのを見ると思わず食い入るように見入ってしまうが、それよりも安定感があって時計が速い。運動神経抜群の優れた能力の持ち主であることは間違いない。
マスター「いくら練習でホームランをボンボン打っても本番でピッチャーゴロばかりじゃ信頼出来ないぞ」
ガミ「騎手次第っすね」
マスター「田中勝春かい」
オレ「勝春の運動能力は高いぞ、運動能力の高い馬に勝春が乗れば怖いもの無しなんだけどな」
今夜のスナック・パドックは夏の入りを告げるレース・七夕賞の話題で盛り上がっている。フェーングロッテン(松若)が行って、セイウンハーデス(幸)が行ってバトルボーン(津村)も行く。人気上位馬が先行集団を作る。前でガンガンやり合えば自ずと差し馬の出番が待っている展開となる。そこで注目するのがエヒト(田中勝)である。3角から4角にかけて5番手くらいの位置にいて直線を向いて3番手に上がって外に持ち出してウイニングロードを作る。正に去年のこのレースを再現すれば良いのである。「運動能力が高いったってもう52歳だぞ」マスターは信用していない。「最終コーナーを回る時の勝春のバネの利いた動きは素晴らしいものがある」俺は目を瞑って勝春の雄姿を思い描いている。さらに勝利インタビューを受けるはにかんだ勝春を思い描いてニヤけてしまうのである。ガミが「何、ニヤニヤしてんすか?」と俺の顔を覗き込む。俺は響のハイボールをチビリとやって「夢くらい魅させろよ」と言って照れる。さて、福島での七夕賞、運動神経抜群の馬と騎手が織りなす美しいレースを大いに期待するのである。