競輪
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2023/08/07 17:44
スナック・パドック「2023・丹内くんと津村くん」その１
ガミ「競馬学校騎手課程第２０期生の同期っす」
オレ「川田・藤岡佑・吉田隼も同期にいて華やかなメンバーが揃ってるな」
マスター「３７歳と脂が乗ってる年頃でもあるな」
ガミ「この二人は気が合っていつもツルんでいたそうっす」
マスター「二人とも地味な存在だが着実に腕を上げて来た感じがするな」
オレ「二人ともＧ�犠〕�を目標に頑張っている最中ってトコかな」
６日(日)の丹内くんは札幌で１２Ｒすべてに乗る(１勝・２着２回・３着１回)という丹内らしいタフさを見せた。日ごとに丹内は回りの信頼を得て騎乗依頼が増えている印象が強い。津村くんは新潟で４Ｒ乗って１勝・３着１回という成績である。信頼度数(着順合計−人気合計＝で算出された数字)で言うと丹内くんは「＋３」、津村くんは「−６」で断然津村くんが上回りファンの声援に応える形となった。１着に持って来た馬は２番人気だったが、７Ｒで13番人気を９着に持って来たり、12Ｒで５番人気を３着に持って来たりしている。
マスター「丹内は北海道の函館出身で津村は千葉の船橋出身」
ガミ「どちらも競馬場があるところで産まれてるっす」
オレ「馬が合うっていうくらいだから産まれながらに縁があったってことだろ」
マスター「そんな組合せを拾ったら物凄い数がコンビになっちゃうぞ」
ガミ「将雅に追い付け追い越せで実はバチバチに火花を散らしているのが本音っす」
今夜のスナック・パドックは中堅ジョッキー・丹内＆津村を応援する場となっている。「丹内は乗る数が多いけど信頼度はそんな高くないよな」とマスターは率直な意見を言う。「でも前日の予想オッズの段階から見ると確定後の人気は下がっていることが多いっす」ガミは見逃さない。「丹内を信じて一票入れようというファンが増えてる証だな」俺もそこはチェックを入れていた。「津村も結構信頼度は高いんじゃないか？」マスターは気になっているようだ。「人気薄の馬でも直線で何とか前に持って来ようという意思表示が見られるな」俺は度々そのシーンに出くわしている。「それを売りにしてるのは丹内っすよ」ガミはゴール前で物凄い形相で追っている丹内を知っている。それ故に騎乗数が増えているのは周知の事実である。丹内くんと津村くん、これからの競馬界を支えて行くのはあなた達です。頑張ってくれたまえ、頼んだぞ。
