スマートフォン版へ

マイページ

592件のひとこと日記があります。

<< スナック・パドック「2023・小倉記念」その... ひとこと日記一覧 スナック・パドック「2023・札幌記念」その... >>

2023/08/15 10:44

スナック・パドック「2023・札幌記念」その1・Part1

マスター「札幌記念かぁ・・・懐かしいなぁ」
オレ「グレートセイカンだろ?」
ガミ「何すか?」
マスター「札幌競馬場が6万人の観衆で溢れたっていう伝説のレースだ」
オレ「その年の皐月賞馬・トウショウボーイとダービー馬・クライムカイザーが参戦したから盛り上がったんだ」
マスター「まだ札幌には芝コースが無かった頃のレースだからな、ダ2000mの砂は夏の陽射しでギラギラに熱せられたって訳さ」
オレ「1番人気がトウショウボーイで2番人気にグレートセイカン、3番人気にダービー馬・クライムカイザーというのがファンの見立てだったな」

1976年7月11日に行わた札幌記念(札幌・ダ2000m)のパドックは多くのファンの熱気で溢れていた。1番人気のトウショウボーイ(牡3・鹿毛・池上)は雄大な馬体を力強いフットワークで引っ張り大物感を十分に醸し出していた。クライムカイザー(牡3・黒鹿毛・加賀)もダービー馬らしい洗練されたフットワークでしっかりと歩いている。そのスターホースを迎え撃つ古馬・グレートセイカン(牡4・栗毛・郷原)は「強いのは俺だ」と言わんばかりに厩務員を引っ張るように気合を前面に出してツル首で歩いている。パドックですでに戦いの火蓋は切って落とされていた。

マスター「トウショウボーイが出遅れたんだよな」
オレ「そうそう、でもそのあとの追込みが物凄かった」
マスター「先行馬のトウショウボーイだからあんな追い込んで来る姿を見るのは初めてだったな」
オレ「あの日のグレートセイカンの気合は凄まじくクビ差抑えて先頭でゴールしたもんな」
ガミ「ダービー馬はどうしたんすか?」
マスター「8馬身差の3着だったな」
オレ「前の2頭に遠く及ばないダービー馬だった」

お気に入り一括登録
  • グレートセイカン
  • トウショウボーイ
  • クライムカイザー
  • ギラギラ

いいね! ファイト!