スナック・パドック「2023・将雅とクリストフ」その２・Part１

マスター「先週の川田は夏の小倉開幕週で乗った訳だけど・・・どうだったんだ？」
ガミ「８鞍乗って５勝っす」
オレ「ルメールは暑い新潟で頑張ってたな」
ガミ「14鞍乗って５勝、２着３回っす」
マスター「この二人にとってはいつも通りって感じか？」
オレ「終わってみればそうだけど１鞍１鞍にドラマがあるな」

先週の川田で印象的だったのは、中内田厩舎からの依頼が２鞍あっていずれも１人気に支持されたけれども、５着・９着と結果を出せなかったことだ。12日小倉９Ｒポルカリズム(牝３・黒鹿毛)はゲートでチャカ付いて大きく煽り出遅れてしまったアクシデントを向う正面からのマクリ競馬を敢行してご和算にする計画が失敗に終わった。13日小倉10Ｒチャンスザローゼス(牡３・鹿毛)は普通にゲートを出て二の脚を使ってハナを奪い逃げ切る作戦が昇級戦では通用せず直線まったく伸びずに失敗に終わった。こんな勘の悪い川田もいるんだ、そう思ってしまうレースを上得意・中内田厩舎の馬でやって良いのか？いや、中内田厩舎だからこんなレースも許されるのか・・・。片や先週のルメールは木村厩舎から２日間で６鞍依頼を受けて、４勝２着１回という結果を残した。唯一期待を裏切った13日新潟４Ｒマローディープ(セ３・栗毛)はパドックから少し元気が無く覇気が感じられなかったがそれがそのままレースに現われて成す術も無く直線馬群に沈んだ。「僕が悪いんじゃないよ」多分そう言って上得意・木村厩舎相手でも落ち込む気配はまったくない。

マスター「二人ともマイペースっちゃぁマイペースなんだよな」
ガミ「数字を見ると二人とも調子を上げて来ているっす」
オレ「この二人がレースのカギになるんだからしっかりとしてもらわないとな」
マスター「日曜日は札幌で激突することになるのか？」
ガミ「そうみたいっすね、２人気将雅、ルメールは９人気ってトコらしいっす」