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2023/08/17 20:51

スナック・パドック「2023・札幌記念」その2・Part2

マスター「いいんだよ、ジャックドール◎で」
オレ「どんな情報にも屈しないって訳だな」
マスター「そう、決めたらそれを貫くのが俺流って訳なのさ」
オレ「ダノンベルーガにモレイラが乗るって決まったら俄然人気が出て来たな」
ガミ「日本人は外人騎手に心動かされるっす」
マスター「外人よりも 信用できる 武豊・・・一句捻ってみました」
ガミ「将雅乗る 中内田厩舎 一着に来る・・・字余り」
オレ「武志乗る ライバル馬が 相棒に」

今夜のスナック・パドックは、札幌記念を予想する場となった。「札幌といえば余市が近いのでニッカ・ピュアモルトで行きますか」マスターが手際良くハイボールを作ってくれた。「このコクが堪らんな」俺はニッカの味の素直さを褒めた。「喉を勢い良く通り抜ける旨味が堪らないっす」ガミも喉越しの楽しさを褒めて喜びを噛みしめている。最後のコーナーを回って直線を向いたらあと200mしかない札幌競馬場である。先行力があるスピード馬が有利なのは百も承知である。「よっぽどのアクシデントが無い限りジャックドールが先頭でゴールを駆け抜けるのは武豊以外の騎手も知ってるだろ」マスターは余裕のヨッちゃんである。自分で作ったもやしのバター炒めを美味そうに頬張っている。「ニンニクを油でよく炒めて味を染み込ませるのがコツなんだぞ」レシピをガミに説明している。ガミはスマホに映し出された馬柱に夢中でほとんど聞いていない。「ガミ、聞いてんのか?」マスターが怒っている。ガミが「マヨネーズかけてよ」と言ったもんだからマスターの怒りは頂点に達する。「お前みたいな頓珍漢野郎はここで飲む資格はねぇ・・・出てけ!」マスター久々の帰れコールである。ガミは何が起こったのか分かっていない。「はっ?」ガミは納得がいかないがそう言われたらここに居る訳にはいかない。早々に帰り支度をしてドアへ向かう。俺の横を通り過ぎる時に小声で「ジャックドールは無いっすね」片目を瞑ってニヤリと笑った。さぁ、日曜日は伝統の札幌記念である。どんな結末に相成りますか・・・楽しみである。

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