スナック・パドック「2023・若手騎手」その８・亀田騎手

ガミ「今週のハートは２日(土)札幌９Ｒ・知床特別(芝1200ｍ)でジャガード(牡５・芦毛・和田雄厩舎)っていう芦毛に乗るっす」
マスター「お前はホントに芦毛が好きだよな」
オレ「小柄だけどバランスのとれた落ち着いた馬だよな」
ガミ「23戦してハートは６回乗っていて１勝・２着１回っす」
マスター「相性はいいんじゃないか」
オレ「前走(8/6札幌10Ｒ札幌スポニチ賞・芝1200ｍ重)は10人気を５着(11頭)に持って来てるからな」

亀田温心は９月２日(土)札幌で９Ｒ知床特別(芝1200ｍ)でジャガードに乗る。この馬、新馬戦(20/10/11・東京・芝1400ｍ重)をＭデムーロで先行差し切りで勝ち上がっている。続いて京王杯２歳Ｓ(東京芝1400ｍ良・18頭)に挑戦するも６着(10人気)と善戦する。その後、１勝クラスを勝ち上がるまでに８戦要しているが、その勝ち上がったレース(21/11/20福島芝1200ｍ良)で乗ったのは亀田だった。16頭立ての９番人気で中団を進み直線で抜け出して勝利している。その後の13戦は２勝クラスの短距離路線で藻掻いている。13戦中で最高位は５着、それが前走であり亀田が乗ってのものである。

マスター「クセの無い素直な性格の馬のようだな」
ガミ「前走の５着が新たな戦いの幕開けになるのでは・・・と思ってるっす」
オレ「直線でハートのムチに反応していたからな」
マスター「復活のための右ムチ炸裂・・・ってか？」
ガミ「前走は左ムチ３発で伸びたっす」

今夜のスナック・パドックは若手ジョッキー・亀田を応援する場となっている。「騎手はどうやって左右のムチを使い分けてんだ？」マスターは左右の手を見比べている。「そりゃぁ馬によっていろいろクセがあるっすから・・・」ガミは情報は聞くが具体的にこれという説明は出来ない。「ムチで叩くと大きくヨレる馬がいて、左右どっちが大きくヨレるかは騎手が知っている訳だよな」これは騎手が実際に言っていた経験談だ。右を嫌がる馬に敢えて右ムチを飛ばす必要はなく素直に左ムチで奮起を促せばいいのである。右ムチ得意のハートも馬によっては左ムチで対応しなければならない。当然の話である。ハートの乗るジャガード、直線でのハートの左ムチに素早く反応して復活の２勝クラス卒業と行くのか？・・・。頑張れ！ハート！応援してま〜す。