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2023/09/24 20:38

スナック・パドック「2023・ながつきS」レース後

マスター「大久保さんがテレビで取り上げてたぞ」
オレ「パドック診断で気になる一頭だと言ってパネルに書いてたんだろ」
ガミ「あのコーナー、評判いいらしいっす」
オレ「でも、予想コーナーでは外して他の3頭の三連複で行ったようだな」
マスター「よっぽどパドックで気になったってコトだろうな」
オレ「素人の俺が見ても気になったんだから元プロの目には気になっただろうな」

フレッチア(牡8・青鹿毛・木村厩舎)は、12頭立ての12番で隊列の一番最後をゆったり歩いていた。492kg(-2)という黒光りした馬体はひと際目立っていた。外周の植え込み近くをキビキビとした動きで厩務員を引っ張るでもなく引っ張られるでもなく程良い距離での動きである。前の馬からは5馬身くらいは離れて歩いているので一頭だけポツリと取り残されているような絵となっている。あたかも「お前たちなんかと一緒に走りたかねぇよ」と格が違うぞと言いたげにも見えた。

マスター「ルメールは極普通のレースをしたよな」
ガミ「ゲートを遅らせて出る訳でもなし二の脚を抑えた訳でもなし・・・」
オレ「年齢を重ねてズブくなっているのを実感していたんだろうな」
マスター「芝コースからダートコースに移ってスピードが落ちたように見えたな」
ガミ「やっぱり芝向きの馬なんすかね」
オレ「ルメールが何の問題も無く御してあの競馬ってコトはさ・・・」

今夜のスナック・パドックはながつきSフレッチアの競馬を振り返る場となっている。「ピンクの帽子が勝ったからやったと思っちゃったっすよ」ガミは一度拳を振り上げたらしい。「それは大いに早とちりだったな」マスターはガミの軽率さを戒める。「もう動かなくなっているな」俺は走りの限界を感じ取った。「ダートコースに入った瞬間にターボエンジンに火が付くかと期待してたのにな」グイグイ馬群を縫って上がって行く姿を見たかった。『光陰矢の如し』(フレッチアはイタリア語で「矢」を意味する)フレッチアにすればあっという間のレースだっただろうが、熱い思いで君を見ていたファンがいたことを忘れないで欲しい。フレッチアに幸多かれ!

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