スナック・パドック「2023・菊花賞」・その１・Part１

オレ「トップナイフに注目しているんだけどな」
マスター「札幌記念のレースは見せ場たっぷりの走りだったなぁ」
ガミ「あの時は和生で今回はお父さんっす」
オレ「大逃げ打つんじゃないかと思ってるんだ」
マスター「横典の大勝負競馬が観られるのか？」
オレ「札幌記念の勝負強さと横典の大舞台での強さが合わされば面白いんじゃないか？」

札幌記念のトップナイフは３角から４角の勝負所で内を狙い脚をスッと伸ばして先頭に立ち、直線では勝った馬(プログノーシス・牡５・中内田厩舎)に交わされたものの３歳馬にもかかわらず古馬と対等に闘った立派なレースだった。ダービー14着・皐月賞７着と結果は出せなかったが、横典得意のポツン最後方という作戦が空回りをしたレースと言わざるを得ない。横典が打つ「ボツン大逃げ一人旅」か「ポツン最後方一人旅」という両極端の作戦は大レースであればあるほど実行する可能性は高い。皐月賞→ダービーと例に漏れずその作戦を使ったもののトップナイフは結果を出してくれなかった。しかし、その後の札幌記念という古馬と相まみれる大舞台で息子の和生が見せてくれたレース内容は大いに参考になったはずである。

マスター「皐月賞・ダービーと結果を出せなかったのがオッズを上げているなぁ」
ガミ「netkeibaの予想では28.9倍の10番人気っす」
オレ「他に前に行きそうなのが４頭くらいいるけど横典なら構わずハナを切るだろう」
マスター「どうしてもハナを切りたい馬はいないのか？」
ガミ「強いて言えばリビアングラス(坂井・矢作厩舎)っすかね」
オレ「どうせ行くなら突かれない流れを作りたいものだな」

・・・続く・・・