590件のひとこと日記があります。
2023/10/22 21:44
スナック・パドック「2023・菊花賞」レース後・Part2
マスター「ルメールのかいた汗は蜂蜜の香りがしてるんだろうな」
ガミ「爽やかな汗っす」
オレ「勝つ時ってのは全てが巧く行くもんなんだな」
マスター「令和のメジロマックイーン誕生・・・なのか?」
ガミ「有馬記念で走ってくれると嬉しいっすけど・・・」
オレ「ここはじっくり休んで来年春から始動するのがいいんじゃないか」
今夜のスナック・パドックは菊花賞での下剋上優勝を祝う場となっている。「マスター、あのスペシャルハイボールが飲みたいっす」ガミは早速催促をする。「ありゃりゃ、蜂蜜が底をついちゃったなぁ」マスターが瓶の底を指を入れて舐めている。「コンビニ行って買って来るっす」カウンターの椅子を降りて走りだそうとするガミ。「待て待て、コンビニ行ったって蜂蜜が置いてあるわけないだろ」オレは待ったをかける。「じゃぁスーパーに行くっす」ガミは諦めない。「ダメダメ、スーパーなんかで売ってる蜂蜜で美味いハイボールが作れる訳ねぇだろ」マスターからダメ出しが出た。「じゃぁあのスペシャルハイボールは飲めないんすか?」ガミは涙目になっている。「じゃぁ隠し味を入れずにそのままで作ってみるか」と言いながら手慣れた所作でノンスペシャルハイボールを作ってグラス2つをカウンターに置いた。二人はそれをグビリと飲んだ。「ダメっす」ガミは×マークを指で作って渋い顔になった。「なっ、やっぱり隠し味が必要だろ」マスターはドヤ顔を作った。「きょうのルメールの騎乗は素晴らしかったな」オレは向う正面でビッシリ折り合った見事な走りが忘れられない。「改めてクリストフって騎手の凄さを魅せ付けられた気がするっす」ガミもレースの余韻を噛みしめている。とにかく来年の古馬戦線が大いに楽しみになった。ドゥレッツアがメジロマックイーン化するのか・・・しかし、鞍上はルメールでなければならない。ルメールが鞍上でこそのドゥレッツアである。そこは譲れない。とは言え・・・人気騎手故にそう簡単には依頼を引き受けてはくれないだろう・・・どうなるドゥレッツア!それでも我々は応援してます。頑張れ!ドゥレッツア!