590件のひとこと日記があります。
2023/10/27 22:11
スナック・パドック「2023・天皇賞・秋」・Part1
マスター「イク君でどうしようもないだろ」
ガミ「いやいや、ドウ君がしぶとく食い下がってるっす」
マスター「ダービー直接対決から1年半、成長度合いで逆転して3馬身は差を付けてるぞ」
オレ「4戦4勝に対して4戦1勝・取消1だからな」
ガミ「でも直接対決は0っす」
マスター「去年の天皇賞・秋は凄いレースだった。よくぞ捕まえた、と力が入った拳の余韻がまだ残ってるぞ」
2022年ダービーでの2頭の直接対決は強く印象に残っている。7枠13番のドウと8枠18番と大外枠のイク。両馬とも外枠を引いて後ろからの競馬となった。大集団の後ろに付けたドウとその集団から少し離れた3頭の1番前に付けたイク。1コーナーでの両頭の差は3馬身。見た目、イクの方がリラックスして走っているように見えた。向う正面でもその差は縮まらず淡々としたペースで進む。3コーナーに差し掛かる頃に大集団は縦長となってペースは上がった。その動きにドウは素直に付いて行き、イクはやや置かれてしまい、差は5馬身と開いた。4コーナー手前でドウはやや外目に進路を取って集団に取り付いて行く。イクはというとやや内に進路を取ってこちらも差を縮めるべくペースを上げた。4コーナーを回って直線に向いた時にはドウは外へ持ち出し前は開けウイニングロードがハッキリ見える位置取りが出来た。イクはというと4コーナーを内側で回ったものだから前が詰まり抜け出すには外へ持ち出さなければいけなくなってしまった。それもウイニングロードまっしぐらのドウの後ろへ付く形を取るしか進路は空かず府中の急坂を欽ちゃん走りで登らなければならなかった。そして、直線脚を伸ばし追い上げ、前を行くドウにはクビ差まで迫ってゴール板を通過するという決着となった。ドウ快勝のダービーであった。
・・・続く・・・