スナック・パドック「2024年・スプリングＳ」・Part２・その２

マスター「へぇーそんな素質馬がいたのかい」
ガミ「ブッドレアじゃぁないんすか？」
オレ「タケシの手にも合ってるだろ」
マスター「で？調教の動きはどうだったんだ？」
オレ「重馬場発表のウッドチップコースで前肢を大きく動かして迫力のある仕上げを見せてくれていたよ」
マスター「そうか・・・それは楽しみだな」
オレ「加えてもう一頭、ログラール(鹿毛・北村友・松永幹厩舎)を上げとくよ」
ガミ「ワイドでも万券っすね」

今夜のスナック・パドックは今年のスプリングＳの話題で盛り上がった。人気薄の２頭の名前が上がったものだからガミは喜んでいるが、マスターは乗りがイマイチである。グリグリ◎で一本被りの一番人気が大好きなマスターだけに、一番人気・シックスペンスが期待できないとなると途端に興味がどこかへ行ってしまうのであった。スポーツ新聞をカウンターに広げて「大谷は凄いね」とドジャース・大谷を持ち上げる。「４０本塁打４０盗塁をやっちゃうんじゃねぇか」「ある意味、化け物だな」「かあちゃんは誰なんだ？」大谷の話題には事欠かない。「このレースを勝てば大谷になれるのか？」やっぱりマスターは競馬に話題を持って来る。「う〜ん！小谷くらいっすかね」ガミは上手いことを言う。「いやいや、勝ち方によっては中谷くらいには成れるぞ」オレは中山競馬場の方角へ思いを寄せ応援パワーを送るのである。頑張れ！ルカランフィースト！